厳しかった暑さがようやく落ち着き、いよいよ秋本番。涼しくなったことで食欲も増し、季節は収穫の秋。旬の味覚を満喫したい! そこで今回は30~40代の男女100人に「秋に食べたい旬の味覚」について聞いてみた。(アンケートサイト「ボイスノート」調べ)

 第9位(1.0%)は、リンゴ、なす、カツオが同率でランクイン。

 リンゴは、日本だけで約2000種類以上の品種数があるといわれ、青森県と長野県が主な産地。国内で最も多く生産されている品種は強い甘みが特徴の「ふじ」で、アメリカなど海外でも生産される世界的な品種となっている。10月頃から今年収穫のリンゴが出回り始めるので注目だ。

「皮をむいてそのまま食べる」(35歳/女性/総務・人事・事務)

 なすは、夏に出回る「夏ナス」と秋に出回る「秋ナス」と呼び名や性質が変化する。実がしっかり詰まり煮崩れしにくい夏ナスとは違い、秋ナスは水分が多くて柔らかく甘みも感じるのが特徴。昔から「秋なすは嫁に食わすな」という言葉があるが、なすは体を冷やすので女性の体によくないという説や、おいしすぎるから食べさせるなという意地悪な意味があるともいわれる。

「炒め物にする」(34歳/男性/総務・人事・事務)

 カツオは毎年春に北上を始め、秋に南下をする魚。春と秋の2回も旬の時期がある。秋に収穫されるカツオは“戻りカツオ”と呼ばれ、エサをたくさん捕食して南下してくるので、脂がたっぷりのった味わいだ。

「戻りカツオの刺身は脂がのっておいしい。いっぱい食べたい」(49歳/男性/デザイン関係)