■第4位はぶどう、第5位は梨、松茸

 第5位(10.0%)は、梨、松茸。

 梨は千葉県が生産量日本一で、次いで茨城県や栃木県も多い。国内で生産されている品種は、甘みだけでなく酸味も感じる「豊水」や、果肉が柔らかくて甘みも強い「幸水」が多く、鳥取県の特産品である「二十世紀梨」も有名だ。

「キンキンに冷やして皮をむいてそのまま食べる」(53歳/男性)

「二十世紀梨はみずみずしくてさっぱりしていて、シャキシャキ感もたまらない」(54歳/女性/主婦)

「みずみずしい梨はそれだけでおいしい」(43歳/女性/主婦)

 秋の高級食材といえば松茸。生きた樹木と共生しなければ成長しないため、人口栽培が難しいため、価格も上がる。松林の減少などにより、世界的にも減っており、2020年には国際自然保護連合が絶滅危惧種に指定された。今後ますます希少価値が高く、手の届かない食材になりそう!?

「焼いて食べるのが好き」(44歳/男性/コンピュータ関連技術職)

「炊き込みごはんにして食べるのがいちばんおいしい」(48歳/男性)

「松茸ごはん。そのほうが量をたくさん食べられる」(44歳/男性/学生・フリーター)

 第4位(11.0%)は、ぶどう。

 ぶどうは世界に1万種類以上あるといわれるが、日本では山梨県や長野県の生産量が多い。長年親しまれている品種といえば大粒で濃厚な味わいの「巨峰」だが、近年は2006年に品種登録された新しい品種「シャインマスカット」など、大粒で種なし、皮ごと食べられるぶどうが人気だ。

「ぶどう狩りに行って、もぎたてを食べたい」(38歳/女性/自由業)

「巨峰やシャインマスカット、ピオーネなどいろいろな種類を食べたい」(43歳/女性/主婦)

「素材の味を感じたいから、そのままで食べたい」(37歳/女性/主婦)

「シャインマスカットを冷やしてそのまま食べる」(41歳/男性)

「そのまま食べても甘くておいしいが、凍らせて食べるのもおいしい」(59歳/女性/自営業)

■「秋に食べたい旬の味覚」ランキング
1位 サンマ
2位 さつまいも
3位 栗
4位 ぶどう
5位 梨
5位 松茸
7位 柿
8位 きのこ
9位 リンゴ
9位 なす
9位 カツオ

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