■赤楚を上回る“ペンタリンガル”の持ち主も

 同イベントの表彰式で「最後に一言いいですか?」「先ほどの授賞式でごあいさつを中国語でできなかった。それがめちゃくちゃ悔しくて……」と切り出し、赤楚は中国語で「はじめまして。赤楚衛二です」と話しているのだ。

「日本語を含めて3か国語を操れるトリリンガルなイケメン俳優には、英語が堪能かつ、ドイツ語のスピーチコンテストで優勝したこともある鈴木亮平さん(39)がいますが、赤楚さんはそれを上回っていくとも言えるのかもしれませんね。

 まだまだ上には上がいますが、現在の赤楚さんの人気を考えると、いずれ“彼ら”をも上回れる感じもありますね」(前出の女性誌編集者)

“彼ら”とはーー?

「まず、もともと中国でスターになった後で日本でブレイクしたディーン・フジオカさん(42)は、日本語・英語・中国語・広東語・インドネシア語を使いこなします。2018年に映画『海を駆ける』の舞台あいさつでは、撮影した場所にちなんでインドネシア語であいさつをしていました。

 また、ミュージシャンで俳優でもあるGACKTさん(49)も日本語・英語・中国語・韓国語・フランス語の5か国語を使いこなせることで知られています。『GACKT英語ちゃんねる』というYouTubeチャンネルも、2021年に半年ほど更新していたことがありましたね。

 ちなみに、こうした5か国語を話せる人間のことは“ペンタリンガル”と呼びます」(前同)

YouTubeチャンネル『GACKT英語チャンネル』

 すでに『チェリまほ』フィーバーでアジア圏でも知名度がある赤楚。旅行者向け英語学習本『鈴木亮平の中学英語で世界一周!feat.スティーブ・ソレイシィ』(マガジンハウス)を上梓した鈴木のように、今後、本格的に英語関係の仕事も増えるかもしれない。