■視聴者からは厳しい声が寄せられるも……
石坂の『極上!お宝サロン』も放送から1年経った2017年4月に放送が終了している。他にも、ホストの田原総一朗(90)がゲスト以上に“激論”を交わすことでお馴染みだったテレビ朝日『サンデープロジェクト』も、2010年にレギュラー放送が終了した後、『激論!クロスファイア』(BS朝日)という後継の討論番組がスタートした例もある。
1985年10月にスタートした『アッコにおまかせ!』は今秋に40周年を迎える節目のタイミングだっただけに、“番組終了報道”はSNSでも大きな話題となった。ネット上では、これまでの和田や出演者の“炎上発言”などから、終了を望む声も少なくない。このまま、さらなる長寿番組として継続するのかどうか……賛否両論の様相を呈している。
そんななか、TBS関係者は、番組終了のカギを握っているのは和田アキ子その人であると声を潜めて語る。
「カギを握るどころか、アッコさんのお気持ちがすべてでしょうね。同番組にはアッコさんが所属するプロダクションが企画協力で名を連ねており、アッコさんは同プロダクションのトップに君臨する方。同プロダクションには多くのトップ俳優がいて、ドラマが看板のTBSとしては良い関係を続ける必要がある。揉めるような決着は絶対にないでしょうね。
ですので、マンネリ化していて視聴率も良くなく、さらに炎上沙汰もたびたび起こる『アッコにおまかせ!』を終わらせたいというのがTBSの本音だとしても、アッコさんご本人が“もうやめようか”と言うまでは、継続するというのがリアルなところですよ」
歌手として、そして芸能界のご意見番として長年活躍してきた和田も74歳。昨年、大規模なホールでのコンサート活動を“引退”し、その際は体が満身創痍であることも告白していた。日本中、知らない人がいない有名タレントである和田だが、今度は、冠番組の引き際をどこに設定するのかに、TBS関係者ならずとも注目が集まるだろう。