■くりぃむ上田に寄せられる絶対的信頼感

 夏季4大会連続で日本テレビのスペシャルサポーターを担当している上田。7月31日に行なわれたパリ五輪・体操男子個人総合で岡慎之助選手(20)が金メダルを獲得すると、「岡選手やりましたー!」と絶叫。変顔をしつつ何度もガッツポーズをして「気合だー!」とアニマル浜口氏(77)のような雄たけびを上げていた。

 これに、

《たまたまつけてたけどうるさかったなー。金メダル取れたのは良かったけど喜び方が過剰だった》
《『日テレ』はオリンピックキャスターの選択を間違ったな》

 と厳しい声が上がり炎上を招いてしまった。

「あの炎上騒動も後に、相方の有田哲平さん(53)がイジって笑いに変えていましたが、夏季4大会連続でスペシャルサポーターを任されていることからも、日テレが上田さんを重用していることがうかがえますよね」(前出の制作会社関係者)

 コンビで出演する『しゃべくり007』をはじめ、上田は『Going!Sports&News』、『上田と女が吠える夜』など、日本テレビで人気レギュラーを複数抱えている。さらに、BS日テレで放送中のパラスポーツ応援番組『ストロングポイントクロス』にも出演。2015年から毎年秋のキャンペーン特番『カラダWEEK』ではキャプテンを務めている。

「上田さんは、旧ジャニーズタレントとは全く比較にならないほど司会ぶりに安定感がある。また、今年の『24時間テレビ』を経験したことで、経験値も得ています。日テレ内では“下手に旧ジャニーズタレントに戻すよりも上田さんにお願いしたほうがいい”という声が出ていますね。

 もし2年連続で『24時間テレビ』の総合司会を務めるとなると、日テレと上田さんの関係は今まで以上の蜜月へとなっていくでしょうし、“『24時間テレビ』=くりぃむ上田”となる日も、そう遠くないのかもしれませんね」(前同)

 25年も、『24時間テレビ』は引き続き厳しい目で見られるだろう。それを突破できるのは、令和最強のMCの上田だけなのかも――。