2月28日、スーパー戦隊シリーズ第46作目『暴太郎戦隊ドンブラザーズ』(テレビ朝日系)の公式TikTokが更新された。1年間の集大成とも呼べるその内容に大きな注目が集まっている。
昨年3月6日から今年2月26日にかけて放送された『ドンブラザーズ』は、既存の「戦隊ヒーロー」と一線を画した内容や衝撃的な展開の数々から、1年通して話題を呼び続けていた。
放送前からPVで飛び出した「今俺を見たな? これでお前とも縁ができた!」という強烈なパワーワードや、『○○レンジャー』ではないタイトル、脚本家が一般ドラマで言う三谷幸喜氏や遊川和彦氏のようなブランド力を誇る井上敏樹氏であることが注目されてきた『ドンブラザーズ』。
いざ放送されてみると、
“戦隊なのにお互いの正体になかなか気づかないし、5人全員で『名乗り』をやらない”
“敵怪人がいつの間にか漫画の編集長になったり、おでん屋の常連になったり人間らしくなる”
“役立たずの仲間を『処刑しよう』と無邪気に言い放つのが主人公サイドの追加戦士”
“常識人だと思っていたキャラが怒りのあまり常軌を逸した行動をとって、人を殺しかける生々しい展開”
などなど、これまで以上に濃すぎるキャラクターたちによる濃厚なドラマが1年通して描かれ、常にファンの心をとらえて離さないまま最終回に突入――。
2月26日の最終話放送前から、ツイッターでは世界トレンド1位が“ドンブラザーズ”、2位に伏線が未回収だったキャラ“ムラサメ”が名を連ね、最終回の衝撃的ながらも未来を感じさせるエンディングには多くの視聴者が涙した。
そして、最終回を迎えて多くのファンが“ドンブラロス”に陥っているなかで投稿されたのが、今回のTikTok動画だったのだ。投稿同日、“暴太郎戦隊ドンブラザーズの投稿動画”というワードはツイッタートレンド入りを果たしていた。