■1年の積み重ねに視聴者は涙

「投稿された動画の内容は、MORISAKI WINさん(森崎ウィン/32)によるエンディングテーマ『Don‘tBoo!ドンブラザーズ』に合わせて、これまで撮りためていたオフショット動画のハイライトを紹介するものです。最後はキャストやスタッフが集合して“1年間ありがとうございました!”と締める内容。

 普通のドラマ作品でもグッと来ますが、1年間ずっと楽しんできた作品ですからね……それだけに、ファンの胸を打ったことでしょう」(特撮ライター・トシ)

 今回の投稿にファンからは、

《登場人物すべてに愛着が湧いたのが、特撮史上初めてで、これを観て何度も何度も泣いてます》
《泣けてくる……過去最高の戦隊モノでした!ありがとうございました!》
《ドンブラロスが酷い1年毎週楽しませてもらいました!ありがとうございました!》
《TikTok見て初めて泣いたほんと終わってほしくない無理すぎるずっとロス》

  と、感激のコメントがSNSに多く寄せられている。

「『ドンブラ』は例年の作品に比べると、“正義と悪の戦い”というより、“1人の破天荒な男の下に集まった人々が人生を再構築していく人情ドラマ”とも呼べる内容でした。

 敵も味方も人間臭い、どこかフレンドリーな姿。毎週繰り広げられる、わちゃわちゃとしたヒューマンドラマ。キャラクターの“生きている感”がいつも以上に強くて、視聴者の“もっと彼らの話を見たい!”という気持ちが増していったのでしょうね」(前出の特撮ライター・トシ)

 1年を通じて多くのファンと“縁”を結んできたドンブラザーズ。ファンの間では、その感動はいまだ全く冷めてはいないようだ――。