■テレビ埼玉が出したコメントの違和感

 宮迫の5年ぶりの地上波テレビ復帰。一部報道では、復帰番組『Beauty Man』は、宮迫の長男でお笑いコンビ・マイケルジェニー(旧『フライドポテト』)のリッくん(23/旧芸名:藤井陸)を始め複数名の芸人が参加したロケ番組だと報じられている。ちなみに、宮迫と息子は過去にYouTubeでコラボし、「そっくりやん」と話題になったこともあった。

 また、ニュースサイト『ENCOUNT』は10月3日、テレビ埼玉編成局との一問一答記事を公開しているが、宮迫の起用理由についてテレ玉は「制作会社からの持ち込み番組のため、起用について弊社は申し上げる立場にございません」と、どこか違和感を感じさせるコメントを出している。

「制作会社の持ち込み企画であっても、新たなレギュラー番組を放送するテレビ局として、テレビ埼玉は“申し上げる立場”にあると思われますが……。そこからは、やはり局の主導の番組ではないということが感じられますよね。

 テレビ埼玉のそうしたコメントもあって、一部では宮迫さんサイド、制作会社サイドが“枠”を購入して放送することになったのでは、という話もささやかれています」(前出のワイドショー関係者)

 お笑い芸人がテレビ局の枠を買い取って自身が関わる番組を放送する――前例としては、とろサーモン・久保田かずのぶ(45)は21年7月に『とろサーモン久保田、テレビ局の枠を買う。』(チバテレビ/全4回)を、ハリウッドザコシショウ(50)は23年末に特番『提供ハリウッドザコシショウ』(テレビ神奈川)を、自腹で買った枠で放送したことがある。

 もちろん安い買い物ではなく、久保田は制作費などが当初の想定以上にかさみ、1クール予定のところが4回で打ち切りとなったことも明かしている。