各報道機関が10月7日の朝、お笑いトリオ・ジャングルポケットの斉藤慎二(41)が不同意性交および不同意わいせつの疑いで、警視庁から書類送検されたことを一斉に報じた。
そのなかでNHKなど一部報道では、斉藤の肩書について「斉藤慎二メンバー」としたことに対し、SNS、ネット上で波紋が広がっている。
「斉藤氏については、8月上旬からレギュラーを務めていた情報番組『ZIP!』(日本テレビ系)や『ウイニング競馬』(テレビ東京系)などの番組を突然欠席し始めました。各番組とも欠席理由の説明はなく、斉藤氏はSNSの更新も停止。さらに妻の瀬戸サオリさん(36)のインスタでもノーコメントが貫かれるばかりか、7月まではしばしば触れられていた“パパ(※斉藤のこと)”が8月以降登場しなくなりました。
何があったのかと視聴者やファンが心配していたところへ、9月20日、斉藤氏が所属する吉本興業から“本人より、当面の活動を休止したい旨の申入れがありました”として、活動休止を発表。ですが、今回の書類送検の報道の同日午後に、吉本興業は会社HPで“重大な契約違反の疑い”があったとし、契約解除を発表しました」(女性誌編集者)
多くのメディアが今回のニュースを発信しているが、NHKや日本テレビ系列のニュース番組が斉藤「メンバー」呼びしたため、Xには《メンバー呼び違和感ありあり》《メンバーって何?いる?》と、反感や引っかかるとの声が上がっている。
2018年に強制わいせつ容疑で書類送検された元TOKIOの山口達也(52)について各局が「山口メンバー」と報じたことを思い出したという投稿も多く、Xでも「斉藤慎二メンバー」がトレンド入りした。
「もともと“○○メンバー”という呼称は、2001年8月、当時SMAPの稲垣吾郎さん(50)が道路交通法違反容疑などで逮捕・釈放された際、民放各局が一斉に『稲垣吾郎メンバー』と報じたのが始まりです。山口さんの事件の際も、NHKなど地上波では“メンバー”という呼称で報じられました」(前同)
久しぶりに聞く“メンバー”呼び。《ジャニーズでなくてもメンバー呼びするんだな》《メンバーってジャニーズに限っての呼び方だと思ってたけど違うんだ》という声もXにはあるが、元テレビ朝日社員で報道番組にも携わったプロデューサーの鎮目博道氏が、地上波報道がつける呼称と“メンバー”呼びの功罪について解説する。