10月7日放送のバラエティ番組『しゃべくり007 2時間SP』(日本テレビ系)に、モデル、女優のKoki,(21)と、彼女が主演を務める映画『女神降臨』(前編3月20日/後編5月1日)の共演者である、人気イケメン俳優の渡邊圭祐(30)と綱啓永(25)が出演した。
Koki,は木村拓哉(51)と工藤静香(54)の次女として2018年に芸能界デビューしているが、バラエティ番組は今回が初出演。“バラエティ解禁”だと放送前から注目を集めていたが、番組内容に多くの視聴者から不満の声が寄せられているという。
「視聴者から“番組の構成が残念”という声が出てしまった主な理由は2つ。
1つは、今回のゲストはKoki,さん、渡邊さん、綱さんの3人だったのに、男性陣が途中までほとんど目立たず、映りすらしない時間も多かったこと。
もう1つは、家族に関するエピソードトークは多いのに、不自然なまでに“木村拓哉”の名前が出てこなかったことですね」(女性誌編集者)
今回の『しゃべくり007』は、「初公開!Koki,マル秘プロフィール」と題した企画を筆頭に、これまでほとんど明かされてこなかったKoki,のキャラクターを掘り下げることがメインの内容となっていた。そのため映画で共演する2人、渡邊と綱が全く目立たない、無言の時間が長かったため、
《メンズ達がただの引き立て役でしかなくて観てらんない 》
《男二人がKokiのwith Bになってる》
《今回男二人が完全に添え物の進行でこれはまた叩かれそう。番組構成が悪すぎる》
といった声が寄せられているのだ。
「with B」とは、女性タレントのブルゾンちえみ(現:藤原しおり/34)が男性お笑いコンビ・ブリリアン(2020年解散)と組んだユニット「ブルゾンちえみ with B」が、“イケメン2人を侍らせる女性”ネタで一世を風靡したことに由来する。
「番組中盤では、渡邊さんと綱さんが強烈な変顔対決をしたり、綱さんが“叩いて被ってじゃんけんぽん”にめっぽう強いことが明らかになるなど男性陣が目立つシーンもありましたが、特に前半がKoki,さんの話ばかりで、それに渡邊さんと綱さんのファンがガッカリしてしまったということですよね。
Koki,さんをあまりにも特別扱いしているような『しゃべくり007』の内容に、“七光り”を指摘する声もあり、バラエティ初出演ということで彼女の周囲は期待していたであろうKoki,さんの好感度アップには、至らなかったところがありそうです。
そして、視聴者から不満の声が噴出しているもう1つの理由は、Koki,さんの父、木村拓哉さんの名前が、まるで“NGワード”のように不自然に出てこなかったことです」(前同)
今回の『しゃべくり007』ではKoki,の人柄を掘り下げるにあたり、家族に関する話題も多かった。父親に関しても、Koki,は幼少期にくすぐってくる木村に「暑苦しい」と漏らしたら「それは言い過ぎじゃない?」とショックを受けてしまったことなど、多くを語っていたが――、
「そんなトークでも、出演者全員、テロップやナレーションも含めて終始木村さんの名前を出さず、“お父さん”とか“父親”などと呼ぶように徹底していましたね。
Koki,さんと木村さんとの親子関係は周知の事実ですし、親子ならではのエピソードトークも普通に語られていた。さらに言えば、今回の『しゃべくり007』では『HERO』(フジテレビ系/2001)など、木村さんの主演ドラマのBGMが使われる演出もあっただけに、余計に“木村拓哉の名前を出さない意味が分からない”という声もありますね」(同)