■“職場”ロケバス内での行ないに芸人界も呆れ
だが、ほどなく番組スタッフもロケバスに乗り込んできたといい、一連の行為はそこまで長い時間行なわれたものではなかったという。しかし、コメントを出しているようにA子さんが受けたショックは計り知れない。
「A子さんはキスをされた時点で大きなショックを受けていたものの、“ロケを成立させないと……”という思いから、斉藤の行為をスタッフに報告することなく、自分の胸にしまって仕事をこなしたといいます。
ただ、ロケ終了後にさらにショッキングな出来事が起こってしまったということですね。後日、“やはり許せない”となって、被害を警察に相談し、現在に至ると。斉藤の一連の行ないで、そのロケVTRもお蔵入りになっています。
ただ、ここまでのものはA子さんの被害報告。斉藤には反論があるということですよね……」(前出の警察関係者)
斉藤はトラブル発生時から一貫して「不同意ではなかった」と主張しているという。妻の瀬戸も夫を信じ、《一方的な行為ではなかった》と主張し、ドライブレコーダーやカメラの解析を捜査当局に求めているということだ。
だが、斉藤がロケバス内でやったことには、芸人界・テレビ界からも怒りと失望の声が出ている。
「そもそも斎藤さんは妻子ある身でありますし、昨年8月と9月に2度にわたって不倫スキャンダルを報じられていましたからね。それにやはり、ロケバス内で、というのが信じられない話。ロケバスに乗っているということは仕事中なわけですからね」(制作会社関係者)
10月7日放送の『ゴゴスマ-GO GO!Smile!-』(CBCテレビ・TBS系)に出演したタレントの大久保佳代子(53)は、斉藤の騒動について「ちょっと前にあった不倫騒動とはレベルが違いますから。なんで踏みとどまれなかったのかな」と言及。
さらに「ロケバスってことなんで、きっと仕事の途中だと思うんですよね。そのときにこういう状況になんでなってしまうのか。すごい、なんか悲しいし、悔しいですね」と疑問を呈していた。
「仕事中の“職場”でそんな行為をしたわけで、多くの芸人仲間やテレビマンも呆れ、厳しい目で見ています。それは太田さん、おたけさんの声明からも垣間見えますね」(前同)
10月8日午後、トリオの残りの2人、太田博久(40)とおたけ(41)が声明を発表。
太田は《17年間、皆様に笑いを届ける為3人で頑張ってきましたが、このような形で応援してくださる皆様を裏切る事になってしまった事が本当に悔しく、やりきれない思いでいっぱいです》と、おたけは《なんでこんな事になってしまったのか、強い苛立ちと悲しみが込み上げています》と怒りや悔しさをにじませた。
「同意があったのかなかったのか、そのほかにも斉藤さんサイドにはいろいろと言いたいことがあるのでしょうが、それにしたってあまりにもなことをやらかしてしまったわけで……周囲の失望感は非常に大きいですね」(同)
あと2週間後、10月26日に42歳になる男は、あまりにも軽率な行動によって、甚大な代償を払うことになってしまった――。