鈴鹿央士(24)と松本穂香(27)がダブル主演する月9ドラマ『嘘解きレトリック』(フジテレビ系/月曜よる9時)の第2話が、10月14日に放送される。7日放送の第1話は、平均世帯視聴率(ビデオリサーチ調べ/関東地区)が7.1%と好調な発進だった。

 同ドラマは、都戸利津氏の同名漫画(白泉社)が原作。鋭い観察眼を持つ借金まみれの貧乏探偵・祝左右馬(いわい・そうま/鈴鹿)と、嘘を聞き分ける能力を持つ助手・浦部鹿乃子(うらべ・かのこ/松本)が難事件を解決していく物語。昭和初期が舞台のレトロ・ミステリーと、月9枠としては異色作だがーー。

 第1話は、田舎の村に住む鹿乃子(松本)は、物心ついた頃から人の嘘が聞き分けられるようになっていた。しかし、その力のせいで村人たちから忌み嫌われてしまう。母・フミ(若村麻由美/57)は鹿乃子をかばうが、これ以上母に迷惑をかけられないと、村を出た鹿乃子は九十九夜町(つくもやちょう)にたどり着く。

 しかし、仕事が見つからず、鹿乃子は空腹のあまり稲荷神社で倒れてしまう。そこに左右馬(鈴鹿)と警官の端崎馨(味方良介/31)がやって来て、鹿乃子を介抱。鹿乃子は食事処「くら田」でごはんを食べさせてもらうが、店主夫婦の息子・タロ(渋谷そらじ/6)がついた嘘に過剰に反応してしまい……という展開。

 本作のように漫画が原作のドラマの場合、原作のアレンジがポイントになるが、X(旧ツイッター)上では、《ほぼ原作通りだし、左右馬、鹿乃子、馨の3人がマジでそのまんますぎ》《祝先生のおふざけ部分が実写だとどんな感じになるのか、ちょっと心配だったけど、鈴鹿さんの柔らかい空気感が祝先生の魅力を引き出してる》などと、原作ファンからは好評だった。