■地上波のくりぃむ・配信の千鳥&佐久間氏

『脱力タイムズ』と言えば、アンタッチャブルの復活劇の話も記憶に新しい。アンタッチャブルは柴田英嗣(49)が2010年2月に女性トラブルを起こした結果、彼が復帰を果たした11年以降もコンビ活動を再開できずにいたが、19年11月放送の『脱力タイムズ』にて、完全サプライズで相方・山崎弘也(48)と共演させて、コンビ復活を実現させたのだ。

 また、有田の相方・上田晋也(54)を巡るところでは、10月9日に放送された冠番組『上田と女が吠える夜 2時間SP』(日本テレビ系)に、韓国出身のタレント・ユンソナ(48)が出演。

 ユンソナは17年6月に韓国で、息子が小学校で大企業会長の孫らと共に校内暴力に加担する不祥事を起こしたことで日韓両国で支持を落とし、18年に一家でカナダに移住。以降は彼女の動向をめっきり聞かなくなっていた。『上田と女が吠える夜』が12年ぶりのバラエティ番組となり、ユンソナは久しぶりに視聴者の注目を集めた。

「くりぃむが地上波の一方で、千鳥と佐久間氏は、ネット配信番組で、多くの不祥事タレントを再生させていますね。

 とりわけ、千鳥がMCの『チャンスの時間』(ABEMA)、登録者229万(10月14日11時現在)を誇る佐久間氏のYouTubeチャンネル『佐久間宣行のNOBROCK TV』、そして千鳥・佐久間氏がタッグを組んで制作されたNetflix番組『トークサバイバー!』シリーズ(22年、23年、24年)――この3つのコンテンツが非常に強力ですよね。

 渡部さんなんて、その3つで徹底的に責められて、イジられて、笑いにされた結果、今や配信では“無敵の存在”と化しています」(前出の芸能プロ関係者)

 渡部は、『チャンスの時間』、『トークサバイバー』(23年と24年)、『NOBROCK TV』の企画『罵倒村』(5月に3部作として配信)に出演し、不倫ネタの暴露や、イジられまくることで大爆笑をさらっている。『罵倒村』で言えば、“実子と同い年くらいの小学生に罵倒されて反省を促される”“大量のワサビを口に入れられて食レポする”などなど、とにかく身体を張っていた。

「渡部さんは今、配信の爆笑王と言えそうなほど活躍していますよね。そんな渡部さんも出る佐久間さんの『NOBROCK TV』は再生数100万超が当たり前の大人気チャンネルです。

 YouTubeは長尺の動画は伸びにくい傾向にありますが、1時間弱でもめちゃくちゃ再生されていて、『罵倒村』では特に第2話が再生数430万と凄い数字に。6月29日に未公開シーンもまとめて再編集した『罵倒村 完全版』が投稿されましたが、これも約2時間20分という長尺ながら、再生数は約280万に達しています」(前同)