秋の深まりを感じる間もなく、暦の上では冬が近づく昨今。

 そんな時期にピッタリなのが激辛料理だ。

「特に、手軽に味わえる激辛カップ麺は品ぞろえも豊富で、人気ラーメン店監修の本格的なものまであります」(情報誌ライター)

 管理栄養士の望月理恵子氏も、こう解説する。

「適度な辛さは体に好影響を与えます。血行促進と新陳代謝を上げる効果があって体は温まるし、疲労回復効果もあります。それに、脳に刺激を与えると、気分が落ち込んでいるときは元気が出るんです」

 そこで今回は、激辛カップ麺4点を厳選。その辛さと特徴を、本サイト編集部員の感想とともに紹介しよう。

 まず、とにかく辛さを追求するなら、ローソン限定『東京タンメントナリ監修 辛激タンメン』(明星食品・288円=税込み、以下同)を挙げたい。

「一口食べると汗が吹き出します。でも、辛いだけじゃなく、とんこつのうま味と予想以上の量の野菜を楽しめます」(30代男性)

 ドロッとしたスープの中に色鮮やかな野菜と細麺。見た目からして、いかにも辛そうなのが特徴だ。一方、見た目に反した辛さに驚いたものもあった。

 それが『どん兵衛 辛麺』(日清食品・254円)だ。

「ただの七味かと思ったら大間違い。焙煎唐辛子の辛さに驚きました。おなじみのだしに、主張のある辛さが加わって温まりますね」(40代男性)

焙煎唐辛子の辛さに驚く『どん兵衛 辛麺』 ※撮影/ピンズバ編集部
焙煎唐辛子の辛さに驚く『どん兵衛 辛麺』 ※撮影/編集部