■「団体行動が苦手」と明かしていた平野だが……

 また、平野は退所を目前にした2月24日発売の『月刊TVnavi』(産経新聞出版)にて、

《(活躍の場が)大きくなっていくと、できなくなることのほうが増える》

《大人になると、自分は悪くないのに謝らなきゃいけない瞬間ってあるじゃないですか。でも、それってどうなんだろうって》

《仕事をするにしても、自分のやりたいことができて、プライベートも充実して、ちゃんと手応えも感じられて、楽しく仕事がしたい》

 と、これまでのジャニーズの活動にネガティブさを感じていたようにもとれる発言をして話題を呼んでいるが、これについては“だからこそキンプリ5人は特別な存在だったのでは”という指摘もある。

「平野さんは、2019年に映画『かぐや様は告らせたい』で共演した橋本環奈さん(24)や同世代のキャスト陣と仲がいいのですが、2021年8月12日放送の『櫻井・有吉THE夜会』(TBS系)で、橋本さんたちの飲み会の誘いを断っている理由について、意外な裏話をしていました」(前出のワイドショー関係者)

 平野は多忙を言い訳にして誘いは断っているが、実際は「団体行動が苦手。同時に歩けないんですよ。共に行動するってのが苦手」と告白。お酒に弱いことも理由だが、「急きょの予定言われるのがダメ」であるとも明かしていた。

「この話を踏まえると仕事面でも、団体行動が苦手ならジャニーズを辞めずにキンプリから独立する選択肢もあったはずですよね。

 事実、NEWSのセンター的存在でありながらも、平野さんと同じ26歳で脱退し、ソロでジャニーズに在籍し海外でも活躍していた山下智久さん(37)の前例もある。

 それを選ばずに5人での活動を続けていたのは、本当にキンプリが気に入っていたし、叶うなら5人で海外進出を叶えたかった、ということなのではないでしょうか。しかし、今後の仕事の見通し、年齢面のことも考えると……キンプリとジャニーズから飛び出す、という今回の結論に至ったということですよね」(前同)

 断固たる意志とずば抜けた行動力を誇る平野。ジャニー氏亡き後のジャニーズは、平野の熱量を受け止め切れなかった、ということなのか――。