■ガーシー逮捕は6月21日以降か

 夕刊紙記者が話す。

「当局としては8日の国会での陳謝後、すぐにでも逮捕したいところでしょう。ただ、国会会期中に逮捕される可能性は低い。一定の手続きを踏んで、所属の院の許諾を得る必要があり、これがかなり面倒くさいですからね。

 それでも帰国したタイミングで当局からの聴取が始まるはずです。通常国会は6月21日までなので、以降の逮捕に向けて準備を粛々と進めるのではないでしょうか。“逮捕は夏”という話もささやかれていますね……」

 3月2日配信の『現代ビジネス』の記事では、身の危険を感じたガーシー氏が日本を出る準備をすれば、出国は拒否され、「逃亡の恐れあり」ということで、司法当局が参院に逮捕許諾請求を出すことになると報じている。

■陳謝後に即逮捕される可能性も

「同時に、事情聴取に応じる気持ちがないと判断され、警視庁も逮捕状を請求するはずです。国外逃亡の恐れがあるということで、旅券返納命令が出され、パスポートも失効してしまうでしょう。

 ただ、ガーシー氏の弁護士である高橋氏が“逮捕状が出ていることが一般的には返納命令だが、強引にやろうと思えばやってくる可能性がある”と話しているように、弁護士ですら当局がどう動くのかは現段階では見えていないわけです。

 ガーシー氏の動き次第ではあるんでしょうが、下手したら陳謝後に即逮捕される可能性もゼロではないということでしょう。だからこそ、ガーシー氏も帰国をためらっているのではないでしょうか」(前同)

 2022年2月に暴露系YouTuberとして世間を震撼させ、同年7月の参院選で当選。ダークヒーローとして成り上がったガーシー氏だが、その物語に終止符が打たれる日は近そうだ――。