■有働由美子が辞めて『zero』からはキラキラ感が消滅、数字もダウン

 有働が出演していた今年3月まで『news zero』のコア視聴率は3%台を記録していたものの、4月以降は2%台前半を推移しているという。

「有働さんが卒業して以降、日テレ内部では“『zero』からキラキラ感がなくなった”という声が出ていたんです。

 番組制作サイドは“ナンバーワンアナの藤井さんなら大丈夫”と『news zero』に起用したと思われますが、夜の情報・報道番組を見る男性視聴者の中には“癒されたい”と考える人も少なからずいる。そういった人は有働さんに癒されていたんでしょう。

 しかし、その癒し、そしてキラキラ感がなくなってしまったと。藤井さんも52歳。当然のことではあるのですが、日テレ内からも“藤井さんは想像以上におじさんだった”という指摘も出ているといいます。結果、この秋にリニューアルを敢行することになったのでしょう」(前出の制作会社関係者)

『news zero』には10月より、けやき坂46及び欅坂46元メンバーでタレント・俳優の長濱ねる(26)、俳優・デザイナー・アーティストの篠原ともえ(45)、スポーツクライマーで東京五輪にも出場した野口啓代氏(35)が出演している。

 さらに9月30日からは日本テレビの滝菜月アナ(31)が月・火曜、並木雲楓アナ(23)が水・木曜のフィールドキャスターとして加入している。

「日テレは動きが速いですからね。有働さん時代と比べての視聴率ダウン、そして失ってしまった“キラキラ感”を補うため、女性出演者を増やしたのではないでしょうか。

 そんな、パワーダウンしつつある櫻井さん、『news zero』の数字を落としてしまっている藤井さんというタッグで10月27日の選挙特番に臨むわけです。しかも裏のテレ朝は、この前まで味方だった有働さんですからね。

 日テレの『選挙zero』にはずっと有働さんが出演していて3連覇を成し遂げたわけですが、今回はライバルになると。日テレとすれば“おいおい……”と文句の1つも言いたいところでしょうが、『有働Times』はもともと日曜夜の番組ですからね。『選挙ステーション』を受けて、その後に『有働Times』が放送されるのは自然な編成ともいえそうで、文句は言えないでしょうね

 しかも日本シリーズの中継がどうなるかまだわからないと……。これでもし日テレがテレ朝に負けたら有働さんの評価はさらに上がるでしょうし、櫻井さんと藤井さんの評価は下がってしまう……。2人にとってみれば、10・27は、まさに“絶対に負けられない戦い”なわけですよね」(前同)

 櫻井と藤井は強力なライバルとなった有働に打ち勝ち、指摘された“パワーダウン”を払拭できるだろうか。