10月17日、橋本環奈(25)主演のNHK連続テレビ小説『おむすび』の第14回が放送された。本作は、テーマのひとつである“ギャル”に対して賛否両論ありXが荒れがちな作品だが、同回には平成の「伝説のギャル」とも言える人気女優が登場し、視聴者を沸かせることとなった。
朝ドラ『おむすび』は、橋本演じる平成元年生まれのヒロイン・米田結が高校時代に“ギャル文化”と出会い、やがて栄養士として人の心と未来を結んでいくという“平成青春グラフィティ”作品。劇中では仲里依紗(34)演じる結の姉・歩が「伝説のギャル」として、現時点では名前や回想のみ登場している。
【以下、『おむすび』第14回までのネタバレを含みます】
「『おむすび』のメインキャラクターには、主人公・結(橋本)の知人で、佐野勇斗さん(26)演じる栃木出身の高校球児・四ツ木翔也がいます。
第14回では彼の母親・幸子が初登場したんですが、彼女を演じていたのが酒井若菜さん(44)――酒井さんは2000年代前半に、複数のギャル役で有名な女優でしたよね」(テレビ誌編集者)
酒井は元TOKIO・長瀬智也(45)主演の『池袋ウエストゲートパーク』(TBS系/00年4月期)ではリカ――第1話で何者かに殺害されるも、物語の重要人物として最終回まで話題の中心にいたギャルを好演。
また、岡田准一(43)主演の『木更津キャッツアイ』(TBS系/02年1月期)では、喜怒哀楽の激しい女子高生ギャル・モー子を演じ、嵐・櫻井翔(42)演じる大学生・バンビとの恋愛劇が描かれたことも、当時のドラマ好きには有名な話だ。
そんな平成の“伝説のギャル”である酒井が『おむすび』に出演したことで、Xは沸騰。
《モー子が河童(※翔也)の母ちゃんとは…父ちゃんはバンビか?》
《酒井若菜も伝説のギャルだぞ!リカだからな!》
《酒井若菜のモー子もわたしの中では伝説のギャルだよまじであれになりたかった。IWGPのリカは嫌いだった》
《酒井若菜さん、平成ドラマのギャル代表ジャン…「木更津キャッツアイ」のモー子に、「IWGP」のリカに…》
といった声が多く寄せられたのだ。
「『おむすび』で酒井さんが演じる幸子は、強い栃木弁が印象的なキャラクターです。福岡県・糸島で寮暮らしの息子が手紙の返事を書かないから、たまらず栃木から名産品のイチゴ・とちおとめをお土産に会いに来る――典型的な“お母さん”という感じで、酒井さんの朗らかな雰囲気とよく似合っていました。
本作の序盤は“ギャル”が重要なテーマの作品ですから、話題づくりも兼ねてギャル役で有名だった酒井さんをキャスティングした可能性もあるかもですよね。麻生久美子さん(46)演じる結の母・愛子は“名古屋のスケバン”だったことが明らかとなったため、酒井さん演じる幸子も昔はギャルだった――という展開もゼロではないのかもしれませんね」(前同)