■SMILE-UP.廃業ならヒガシ芸能界復帰か
9月13日時点で、SMILE-UP.は被害者救済委員会から補償内容を通知した524名のうち、501名(約96%)が補償内容に同意し、492名(約94%)に補償金を支払ったことを発表している。
また、9月24日には東京・赤坂にあるSMILE-UP.の本社ビルが、6月時点で不動産大手・ヒューリックに売却されていたこと、現在はリースで使用していることも明らかになった。
さらに10月2日以降はSMILEーUP.が継続して運営していたタレントのファンクラブ事業が、別会社「FAMILY CLUB」に運営が引き継がれると正式に発表されている。
「補償業務は間違いなく進んでおり、そう遠くない未来に会社は廃業されると見られています。本社を売却したのはその流れのことでしょう」(前出のワイドショー関係者)
10月20日放送のNHKスペシャル『ジャニー喜多川“アイドル帝国”の実像』では、被害者家族に対するSMILE-UP.補償本部本部長の電話対応に批判が殺到し、同社にも再び厳しい目が向けられているが――補償が完了し、会社廃業となれば、東山が芸能活動を再開させることはできるだろう。
「もうすぐ還暦の東山さんですが、まだまだビジュアルも若々しいですし、表舞台から退いてもプロ意識の塊でしょうから、日頃のトレーニングや節制は継続しているはず。SMILE-UP.社長という役目を終えれば、すぐにでも芸能界に戻ってくることができるでしょう。
ただ、少年隊の再始動は現実的には難しいのではないでしょうか。ジャニーズ事務所所属時、錦織さんと植草さんは、東山さんとの“格差”に不満を抱いていたとも報じられていますし、確執もあるとも言われていますからね……」(芸能プロ関係者)
10月17日発売の『週刊文春』(文藝春秋)の人気対談連載「阿川佐和子のこの人に会いたい」に登場した錦織。インタビュアーの阿川佐和子(70)から「3人で少年隊を結成したのは、別に仲がいいからというわけじゃないんですって?」と問われると、「僕らは選ばれてやってただけです」と回答している。
少年隊が解散しているのか否かについては「僕の認識は、事務所を退所するときに返上してるつもりなんです」と話し、グループ名の権利は「もしかしたら事務所が持ってるかもしれないし。そのへんもよくわかってない」と応じている。