元俳優の成宮寛貴(42)が、約8年ぶりに芸能活動を再開することになると複数のメディアが報じている。
成宮は2012年、水谷豊(72)主演の人気ドラマシリーズ『相棒』(テレビ朝日系)に3代目相棒として出演。イケメン俳優として人気を博したが、2016年12月に違法薬物の使用疑惑が報じられてしまう。
本人は報道内容を完全に否定したものの、直後に当時の所属事務所を通じて《本当にごめんなさい。そして、ありがとうございました》《今すぐこの芸能界から消えてなくなりたい》とコメントを発表し、芸能界を去ることに。引退後は海外へ移住し、本名の平宮博重でアパレルや化粧品事業を展開していた。
数年前から国内で活動しており、公式Xではファンクラブ会員に向けた情報や商品情報を中心に発信。ブランドで取り扱っているフェイスマスクを紹介する動画では自らモデルを務め、美しい寝起き顔も披露。《美しいなりくん 美ナリね 美魔女とか言うけど 美ナリって言葉ができそうなぐらいね》などの絶賛コメントが寄せられた。
そんな成宮が、来年春頃に配信される予定のドラマ『死ぬほど愛して』(ABEMA)で約8年ぶりの復活を果たすことになると10月21日配信の『週刊女性PRIME』が報じている。
原作は天樹征丸氏が原作、草壁エリザ氏が漫画を描く同名漫画で、成宮は凶悪な殺人犯を演じるとされる。かつて成宮は天樹氏の代表作の実写版『金田一少年の事件簿』(日本テレビ系)にも出演。天樹氏はX(当時のツイッター)で《僕は彼(成宮)が時折みせる、淋しそうな瞳の色に惹かれる。高遠(『金田一少年』で成宮が演じた人物)はナリしかいない》と絶賛していた。
「自分のことを買ってくれている天樹氏の作品で俳優業に復帰する決意を固めたのかもしれませんね。『死ぬほど愛して』はABEMAで配信されるという点から、同作への出演は『相棒』復帰への“伏線”ではないかと見る向きも。
ABEMAは、サイバーエージェントとテレビ朝日が共同出資して設立された配信メディア。まずは“お仲間”の配信ドラマで復帰を果たし、その後に『相棒』へ。それも劇場版に出演する――そんな流れがあるのかもしれませんね」(芸能プロ関係者)