松下洸平(37)主演の連続ドラマ『放課後カルテ』(日本テレビ系/土曜午後10時)の第3話が、10月26日に放送される。19日放送の第2話は、配信サービス・TVerのお気に入り登録が77.1万(10月26日午後1時現在)と好調。原作ファンからも評価されている。
同ドラマは、日生マユ氏の同名漫画が原作。小学校を舞台に、ぶっきらぼうな小児科医・牧野峻(松下)が、その鋭い観察眼で子どもたちの“言葉にできないSOS”を見抜き、未来に向かう子どもたちの背中を押す保健室ヒューマンドラマ。
日本テレビのドラマで漫画が原作となると、昨年10月期に放送された『セクシー田中さん』の、原作者・芦原妃名子氏との原作改編をめぐるトラブルを思い浮かべるが、本作はそれを踏まえた十分な配慮がされているようだ。
第2話は、東多摩第八小学校で6年生を対象にしたAED講習が行われ、真剣に話を聞こうとしない児童たちに、牧野は命の大切さを訴える。しかし、理子(中村たんぽぽ/12)は「牧野が患者を殺した」という、転校生・啓(岡本望来/12)の言葉を気にしていて、2人の話を耳にした児童たちは無責任な噂を拡散する。
そんな中、腹痛が我慢できなくなった理子は、誰もいない保健室にこっそり入るが、牧野に見つかってしまう。お腹以外にも足首に異変が起きていると気がついた理子は、啓の反対を振り切り、牧野に助けを求める。一方、啓のスマホに、大学病院に入院している弟・冴島直明(土屋陽翔/7)から着信が……という展開。
今回のクライマックスは、啓が下校途中の神社で倒れている老人を見つけ、AEDを使って助けようとするシーン。X上では、《子役のレベルが高すぎる!AEDのシーン、生死を左右する現場のリアルって感じがして良かった。ノーカット応急処置、演出最高でした》など、主演の松下だけでなく、子役への称賛の声も多い。