10月24日、二宮和也(41)が、電動キックボードや電動アシスト自転車のシェアリングサービス『LUUP』のテレビCMに起用されることが発表された。『LUUP』にとって初のテレビCMであり、「登場」篇と「乗ってる」篇の2パターンが11月1日から放送される。

 二宮は24日に都内で行なわれたCM発表会に、LUUPに乗ってヘルメット姿で登壇。以前からプライベートで電動キックボードを愛用していることを明かしたほか、

「こいつ(電動キックボードなど)が危ないわけじゃない。自分が大丈夫なら大丈夫なので(乗り物のことは)信用している」

「走行マナーがなっていない人を見ると残念。悔しいですよね。(利用者)全体がそういうイメージになってしまう」

 と、昨今社会問題となっている電動キックボードの危険運転にも言及した。

「LUUPは昨年7月に道路交通法が改正されてから無免許で乗れるようになり、走行マナーの悪い人も増えてしまった。利用者に苦言を呈する声も多く、SNSでもよく論争になっていますよね。

 また、Luup社は10月16日、元警視総監や経済産業者出身者などを社外取締役や監査役に迎えた旨を発表していますが、“天下りではないか”と批判する声、報道もあり、企業としてのイメージは落ちている状況にありますね」(夕刊紙記者)

 そんな『LUUP』のCMに、二宮が起用されたことでSNSは沸騰。

《LUUPマジでいいイメージないからニノ出てほしくなかった》
《危険な乗り方や事故動画がXで結構流れてくるから、ニノくんのイメージ悪くならなきゃいいけど逆にニノが安全な乗り方のお手本見せたり、道の改善とか事故がなくなればいいね》
《LUUPに乗るニノは可愛いけれど(略)身内が法令遵守絶対危険事故撲滅で色々啓発されてるのでLUUPはちょっと…複雑な気持ち…》

 など、二宮のイメージダウンを懸念する声も多く寄せられている。

「過去にも企業・商品のトラブルが原因で、CM出演していたタレントが“巻き添え”になってしまったケースはある。そのため、二宮さんもそうなってしまうのでは……と、不安視するファンが多いということですよね」(前同)

 たとえば、佐藤隆太(44)は2017年から中古車販売店「ビッグモーター」のCMに出演していたが、同社は23年7月頃から多数の不祥事が発覚。所属事務所が佐藤の好感度の低下を懸念し、異例の事務所側からのCM契約解除という事態となった。

 また、広瀬すず(26)は大手不動産賃貸の『レオパレス21』のCMに出演していたが、同社は19年に建築基準法違反の疑いのある施工不良が発覚し、やはり社会問題に。CMに出演していた広瀬も巻き添えを食らい、“CM見て契約したのに!”など、SNSでは彼女にまで厳しい声が寄せられた。

 そうした前例もあるだけに、二宮がLUUPのCMに起用されたことを不安視する声が多いのだ。

「二宮さんは、個人としては昨年10月に旧ジャニーズ事務所から独立。今年2月にマネジャーがつくまで、完全に一人で動いていたことも明かしています。

 マネジャーの着任後も、仕事を受けるかどうかの最終判断は二宮さんがするわけで……大きな事務所から離れ、フットワークが軽くなった半面、今回のLUUPのような、ファンが心配になる仕事を引き受けることも出てくるかもしれないですね」(同)