ダウンタウン松本人志(61)がテレビから姿を消してから間もなく300日が経過する。「対文春」裁判の決着がつく日はいつになるのだろうか――。

 自身の女性問題を2023年12月27日発売の『週刊文春』に報じられた松本は、名誉を毀損されたとして発行元の文藝春秋などに5億5000万円の損害賠償などを求め、裁判で係争中。1月8日に裁判に注力するために芸能活動を休止した。

 3月28日に第1回口頭弁論が、6月5日に第1回弁論準備手続きが行なわれ、8月14日には第2回弁論準備手続きが行なわれる予定だったものの直前に延期が決定。その第2回弁論準備手続きが11月11日午前11時30分から非公開で行なわれることが発表されている。

 延期の理由を、文春側の喜田村洋一弁護士は「裁判所が決定したんです」と東京地裁からの提案だったと説明。第2回弁論準備手続きにあたって「証拠は20個ほど提出した」とも話した。

 理由がない弁論準備手続きの延期はあり得ないことで、直前で延期されたのは双方が和解を視野に話し合いを始めたからだと複数のメディアが伝えた。

サンデージャポン』(TBS系)などの番組にコメンテーターとして出演する細野敦弁護士(59)も8月27日、自身のYouTubeチャンネルにアップした動画で松本の裁判について、

《8月14日というのは『週刊文春』側が記事に対し真実であった、あるいは真実相当性があったということを立証する期日でした。それが延期になるということは、文春と松本さん側が水面下で和解の話し合いが続けられている状況かなと思います》

 と推測していた。

 10月10日、都内でメディアの取材に応じた松本側の代理人を務める田代政弘弁護士は、和解へ向けた動きをみせていると報じられた件について「否定も肯定もしません」とコメントしていた。

「田代弁護士も否定をしなかったように、現在も和解に向けた水面下での話し合いは進められていると見られますが、11月11日には再び法廷で争うことになるわけで……。

 文春側は記事の正当性を証明するために20個の証拠を提出しているんですよね。6月5日の第1回弁論準備手続き後もそうでしたが、11月11日の第2回後も、文春側が提出する“証拠”が広く知られることになるでしょう。

 記事には掲載されなかった松本さん参加の飲み会の生々しい話も出てくるかもしれませんし、松本さん側にとっては決していい話ではないでしょう。そうなると、第2回弁論準備手続き終了後には双方がさらにバチバチになることも予想される。そうなってくると松本さんの復帰はさらに遠のいてしまうでしょうね……」(ワイドショー関係者)