■「作画がよしながふみ」再現度が高すぎる神キャスティング
そんな中、視聴者からは俳優たちの再現度の高さが話題になっていた。
「本作は漫画原作の実写化作品。そのため原作ファンとしては、ビジュアルがあまりに漫画のキャラクターとかけ離れた見た目のキャスティングだと、拒否反応を示してしまうこともあります。
ただ、今回の『大奥』では、登場人物の再現度が高すぎると話題になっている。特に吉宗編では、冨永さんや、MEGUMIさん以上に、貫地谷さんが群を抜いて完璧なビジュアルなんです。
また、吉宗の長女で言語や排泄障害がある家重役の三浦透子さん(26)のビジュアルも、原作者のよしながふみさんの描いたまんま3D化されたか、と思うほどの、圧倒的な再現度に原作ファンも唸っています」(前同)
視聴者からは
《冨永吉宗、まじで作画がよしながふみなんだよなあ》
《吉宗:冨永愛、久道:貫地谷ちゃんをキャスティングした人マジで天才、凄腕すぎる!原作から抜け出たよう》
《原作の家重のもつ深い闇と苦悩を三浦透子さん自身が体現されようとしていることや、制作陣が創り上げる様が感じられるようで、よくぞこのキャスティングにしてくださった、と納得の思いです》
《家重に三浦透子さんをキャスティングするとは!なんって天才…楽しみー!!》
《このドラマほんとにキャスティング神だなあ。。冨永愛さんもキャリアウーマンな吉宗めっちゃはまってる。男性より身長高いのも良い》
と、絶賛の声が寄せられていた。
■「業が深すぎ上様強火担」貫地谷しほりの女優魂
『大奥』では側近たちの重すぎる愛も話題に。
「前回の綱吉編では、仲さん演じる綱吉を倉科カナさん(35)演じる側用人の柳沢吉保が、上様を愛するがあまり殺害する、といった衝撃の結末を迎えていました。
そんな物語の重要な部分を担う側用人を、今回は貫地谷さんが担当。演じる加納久通も、吉宗のためならどんな手を使ってでも実現させるような、絶対的な忠誠を誓っている人物。とにかく冷徹で笑顔でも目の奥が笑っていないようなキャラクターのため敵も多く、ふくよかな体型から『狸ババア』と陰口を言われる場面も。
そんな少しふっくらとした原作ビジュアルに寄せるため、貫地谷さんは体重を増量して臨んだほど。その徹底した役作りぶりは、NHKからも絶大な支持を受けているそうです」(前同)
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そんな貫地谷が演じる、久通には、視聴者からも
《綱吉編は吉保の激重感情に震えたけど、さらに吉宗編では久通が控えているという嬉しい悲鳴》
《業が深すぎる上様強火担当の久通ちゃん》
《よしながふみ大奥の見所のひとつが上様強火担の存在なんですよね。もう慕っているとか崇拝しているとかの言葉では説明できない想いをそれぞれ抱えていらっしゃいますからね…》
と期待の声が寄せられていた。
これまで貫地谷はNHKの連続ドラマ小説『ちりとてちん』(2007年)で主演を演じ、大河ドラマには『龍馬伝』(2010年)や、『おんな城主直虎』(2017年)などの4本に出演してきた。
そんな信頼の厚い貫地谷や、これから登場する三浦などの“よしながふみ体現キャラ”たちの活躍に、今後も目が離せない。