■『イッテQ!』4年ぶり復帰で手越祐也は“超視聴率男”に
TVerでも「4年ぶりに手越祐也が登場! 内村&宮川とイタリアお祭り参戦SP」が配信されると再生回数は421万回を突破(10月13日~20日)。これまでTVerで配信されたすべてのバラエティ番組における配信開始8日間の再生数として、歴代最高記録となった。
「その『イッテQ!』の3時間SPが12月29日の午後7時から放送されるようで、このままいけば木村さんの『グランメゾン東京』と1時間被ります。
年末特番ということですから『イッテQ!』の制作サイドも高い数字を狙いにくるはず。そのため、“手越さんが再び登場する可能性はかなり高い”と言われているんです。もちろん、年末特番を前に再登場することも十分に考えられますが」(前出の制作会社関係者)
『イッテQ!』に電撃復帰し“超視聴率男”となった手越だが、10月25日には、YOSHIKI(年齢非公表)がプロデュースを手掛けるボーイズグループ・XYへの加入も発表されるなど、乗りに乗っている。
10月28日の日本テレビの定例会見では、澤桂一常務が「これから、このグループが世界を目指していくなかで手越さんのパワーというのが活かされるのでは」とコメントし、「これからのXYが大きく羽ばたく起爆材になるのでは」と期待を寄せていた。
「XYは、YOSHIKIさんと日テレがタッグを組んで世界に通用するボーイズグループを目指すオーディション企画から生まれたグループです。そのXYに手越さんが加入し、日テレ上層部もさらなる活躍に期待していると。つまり、手越さんと日テレの関係はかなり良好であるということ。
そうなると、手越さんの『イッテQ!』への出演回数は増えていきそうですよね。そう考えると、12月29日の年末特番は、やはり手越さんの登場が濃厚な感じがしますよね。
つまり、木村さんにとって旧ジャニーズの後輩であるキンキと手越さんが出演する強力なライバル番組が、『グランメゾン東京』の前に立ちはだかろうとしているわけです」(前同)
木村としてはスペシャルドラマ放送翌日の12月30日に公開される劇場版に向けて、まずSPドラマで勢いをつけたいところだろうが、12月29日夜には各局で“旧ジャニ被り”が発生する見込みなのだ。
「STARTO社になって裏被りが緩くなっている印象ですし、光一さんはSTARTO社ですが、剛さんと手越さんはすでに独立していますからね。そのあたりの事情も、12月29日の編成に影響を及ぼしているのかもしれませんね。
『堂本兄弟』と『イッテQ!』は間違いなく強い。『グランメゾン東京』は2つの番組に多くの視聴者を持って行かれて、思うようには数字が伸びない――という展開は十分にあるでしょうね……」(同)
旧ジャニーズ時代は先輩後輩のつながりが強く、“ファミリー感”にあふれていたものの、事務所が崩壊したことで状況は一変。年末の12月29日は、木村としては「ちょ、待てよ!」と言いたくなるような後輩がライバルとなる編成になってしまうようだ――。