■『グランメゾン東京』に立ちはだかる旧ジャニ後輩たちの特番
KinKi Kidsの堂本光一(45)と堂本剛(45)がMCを務める『堂本兄弟』は『LOVE LOVE あいしてる』の後継番組として2001年4月にスタート。2004年10月からは『新堂本兄弟』にリニューアルされ、2014年9月にレギュラー放送は終了している。
2015年以降は毎年、年末か年始に単発特番を放送。2023年も12月25日午後11時より『堂本兄弟2023 クリスマスSP』が放送された。
「『LOVE LOVE あいしてる』も『堂本兄弟』も多くのファンに愛される番組ですよね。キンキの年末年始のコンサートの話が先日報じられましたが、光一さんと剛さんが地上波の番組でそろうというのも最近はなかなかないのでレア。そういった意味でも“リアタイしたい”という人は少なくないはずです」(前出の制作会社関係者)
2022年7月の『LOVE LOVE あいしてる 最終回・吉田拓郎卒業スペシャル』には木村拓哉がゲストとして登場。風間俊介(41)、生田斗真(40)とともに「ジャニーズシニア」を結成し、キンキのデビュー曲『硝子の少年』でバックダンサーを務め、多くのファンが沸騰した。
「木村さんとも縁のある『LOVE LOVE あいしてる』の後継番組『堂本兄弟』が、スペシャルドラマ『グランメゾン東京』のライバルになりそうということですね。
そして、12月29日にはさらに強力な番組の特番が控えているといいます。それが『世界の果てまでイッテQ!』(日本テレビ系)なんです」(前同)
現在、テレビ各局は13~49歳のコア視聴率を重視しているが、『イッテQ!』は1週間の全局全番組のうち、最も高いコア視聴率を取る“お化け番組”として知られ、他局に恐れられる存在だ。
「そんな『イッテQ!』でも、元NEWSの手越祐也さん(36)が約4年ぶりに復活した10月13日の放送回が、とんでもない視聴率をたたき出したんです」(同)
『イッテQ!』スタート時からのレギュラーメンバーだった手越だが、2020年にコロナ禍の中での飲み会参加などが問題視され活動を自粛。その後手越は旧ジャニーズ事務所からも退所し、番組への出演も同年5月が最後となっていた。
その手越だが、2024年10月13日の『イッテQ!』に電撃復帰。内村光良(60)、宮川大輔(52)とそろいの法被姿で登場し、イタリアで開催されるお祭りに参加する模様がオンエアされた。
「手越さん復帰回のコア視聴率は10.6%(すべてビデオリサーチ調べ、関東地区)と、本当にとんでもない数字を記録。昨年7月クールに放送され、日本中を興奮の渦に巻き込んだドラマ『VIVANT』(TBS系)の最終回のコア視聴率は10.1%だったんですが、それをも上回ったんです」(同)