趣里(34)主演の連続ドラマ『モンスター』(カンテレ制作・フジテレビ系/月曜よる10時)の第4話が、11月4日に放送される。10月28日放送の第3話は、趣里の父・水谷豊(72)を彷彿とさせる法廷での演技と、練られた脚本が高評価だった。

 同ドラマは、新人弁護士・神波亮子(趣里)が、時に法が追いついていない現代社会の問題と向き合いながら、法廷に挑む姿を描くリーガル・エンターテインメント。NHK朝ドラ『ブギウギ』で一気に知名度を得た趣里と、SixTONESジェシー(28)の共演が話題だったが、そのジェシーがピリッとしない。

 第3話は、東大卒のエリート夫・五条和彦(渋谷謙人/36)が、妻・亜佐美(佐津川愛美/36)を連れて亮子を訪ねてきて、自身と同じ東大卒だと嘘をついて精子提供した被告・斉藤文哉(佐藤寛太/28)を弁護し、穏便に示談でおさめてほしいと依頼。ところが簡単な仕事だからと、亮子は杉浦(ジェシー)に案件を一任する。

 斉藤を訴えた原告は長岡茉由(吉本実憂/27)。斉藤は、自分が経歴を偽っていたことに茉由は気づいていたとし、示談だけはしたくないと主張。茉由の身辺をこっそり調べた亮子は、斉藤が茉由に恋愛感情があったことを明らかにし、法廷でそれを証明しようとする。その頃、和彦の身勝手な決断で、阿佐美は中絶させられようとしていて……という展開。

 視聴者のX上の反響は、《デリケートな題材なのに伏線回収がスマートで爽快。趣里さんの畳み掛けるセリフが見事で、ワクワクした回だった》《法廷で斉藤を一喝した瞬間、右京さん(水谷豊)が乗り移ってたよね》など、2人の人妻の意外な素顔を同時進行で暴いていく内容や、趣里の演技に称賛の声が多かった。