福原愛(36)と石川佳純(31)――日本卓球界を盛り上げてきたかつてのスター選手2人の“明暗”が、ここにきて大きくなりつつあるようだ。
福原と石川は2012年のロンドン五輪の女子卓球団体で銀メダル、2016年のリオデジャネイロ五輪の同種目で銅メダルを獲得。福原は2018年10月に、石川は2023年5月に現役を引退。ともにスポーツキャスターや解説者などをしていたが、福原の露出が減る一方、石川は今、各方面から引っ張りだことなっている。
石川は、全国を回って参加者に卓球の直接指導などを行なうサンクスツアーを全国で開催中。11月4日には神奈川・横浜武道館で恩師との対談や約80人の参加者に卓球を直接指導したことも話題を呼んだ。
「引退から1年半が経過しましたが、ここにきてCMの仕事も急増中。今年に入ってからキリンビール『本麒麟』、洋服の青山、白鶴酒造『白鶴 淡雪スパークリング』のCMに起用されています。
さらに11月3日からは独立行政法人日本スポーツ振興センター『スポーツくじ』のCMにも起用され、アイドルのような爽やかな笑顔を浮かべてバスケットボールをプレイする姿も注目を集めています」(夕刊紙記者)
石川のインスタグラムにアップされたCM動画には、
《かすみんバスケも上手いね》
《バスケユニフォーム似合ってます》
《あら! アイドルCMと思った》
と、絶賛コメントが多数寄せられている。
「石川さんは今夏、フジテレビのパリ五輪スペシャルキャスターを務め上げ、本業である卓球以外にも、柔道やフェンシング、バレーボールなどの競技を連日にわたって取材。卓球以外の競技もしっかりと研究したうえで選手にインタビューを行なったり、自分の言葉でコメントする仕事ぶりが絶賛され、パリ五輪のキャスターでは最も注目を集め、さらに評価を上げましたよね。
海外経験も豊富ですし、中国語も操れる。海外の有力選手にアプローチしたり、卓球の取材では中国の選手に話を聞いたりもしていました。何より女優やアイドル顔負けの爽やかなビジュアルも素晴らしいですよね」(前同)