■1つ40円で本格派スープ

 毎日食べるなら、安さも重要なポイントとなるはずだ。

 (5)『クノール(R)カップスープ』シリーズ(味の素)は3食入りで各267円、さらに業務スーパーの(6)『アジアンインスタントスープ』シリーズ(各127円)は1個あたり40円程度と最もリーズナブル。だが、値段に反して味は本格的。種類も豊富で、毎日飽きずに楽しめる一品だろう。

『クノール(R)カップスープ』トマトのポタージュのパッケージ画像(味の素) ※撮影/編集部
『クノール(R)カップスープ』シリーズ(味の素) ※撮影/編集部
『アジアンインスタントスープ』トムカーのパッケージ画像(各127円)※撮影/編集部
『アジアンインスタントスープ』シリーズ(各127円)※撮影/編集部

 最後に紹介するのは、一手間加えると外食のクオリティを再現できる(7)『スープコーンポタージュ』(キャンベル・367円)。

「鍋に移して牛乳を少しずつ加えて温めるだけ。満足するまでコーンスープを飲みたい、という欲望も満たせます」(40代女性・主婦)

『スープコーンポタージュ』のパッケージ画像(キャンベル・367円) ※撮影/編集部
『スープコーンポタージュ』(キャンベル・367円) ※撮影/編集部

 前出の望月氏も、次のように言う。

「アレンジの一つとして、お湯ならお茶漬け風、牛乳ならリゾット風に、ご飯にかける“スープ漬け”をオススメします。さらにショウガなどの薬味を加えれば、体も温まります。体を温めることは免疫力を上げる効果もあるので、これからの時期にピッタリです」

 温かいスープを飲んで、風邪知らずに!

望月理恵子(もちづき・りえこ)
管理栄養士、健康検定協会理事長。「根拠のある情報から、栄養・健康をサポートする」ことを目的に、健康効果のある食事の提案、レシピ開発を行う株式会社Luceを運営。プライベートジムRIZAP立ち上げ時の栄養監修や服部栄養専門学校特別講師、山野美容芸術短期大学講師、小田原銀座クリニック栄養顧問など幅広い活動を行っている。