神木隆之介(31)主演の日曜劇場『海に眠るダイヤモンド』(TBS系/午後9時)の第3話が、11月10日に放送される。3日放送の第2話は、島での複雑な恋模様と、台風に襲われた人々の様子が描かれ、圧倒的な完成度の高さに称賛の声が相次いだ。
同ドラマは、長崎県・端島(はしま)と現代の東京を舞台にした、70年にわたる愛と青春と友情、そして家族の壮大な物語。第2話の平均世帯視聴率(ビデオリサーチ調べ/関東地区)は9.3%で、初回から1.7ポイント減。配信サービス・TVerのお気に入り登録数もドラマ部門で6位と好調とはいえないが、すぐに上昇しそうな要因はある。
第2話は、1955年9月。端島では、リナ(池田エライザ/28)のことを気にかけて遊びに誘う鉄平(神木)を、複雑な思いで見ている朝子(杉咲花/27)。賢将(清水尋也/25)はそんな朝子に思いを寄せているが、伝えることはできない。百合子(土屋太鳳/29)は長崎でアメリカ生まれのスクエアダンスと出会い、島で同好会を結成する。
さっそく百合子は、若者を誘ってダンスの練習に取り掛かるも、端島に大型の台風が接近。暴風雨で長屋が流され、住民たちは避難するが、百合子の母・寿美子(山本未來/49)は神様に祈っていた。
一方、現代では、売掛金の支払いを督促されたホストの玲央(神木・二役)が、いづみ(宮本信子/79)の家に転がり込んで……という展開。
制作陣、キャストともに日曜劇場らしい豪華な顔ぶれで、X上では《台風の日の脚本すごいなぁ。島の厳しい現実を浮き彫りにして、メインの4人とその家族、映画館、炭鉱、外勤、本社の動きまで描き切り、全てが展開して次に繋がっている!これもっと話題になってよいのでは?》などと評価が高いが、ここまで今作は続けて不幸に見舞われている。