奈緒(29)主演の連続ドラマ『あのクズを殴ってやりたいんだ』(TBS系/火曜よる10時)の第6話が、11月12日に放送される。5日放送の第5話の平均世帯視聴率(ビデオリサーチ調べ/関東地区)は5.0%と、前回から0.6ポイントダウン。配信サービス・TVerのお気に入り登録数も、70万台に入ってから伸び悩む、頭打ち状態になっている。
同ドラマは、結婚式当日に彼氏に逃げられてしまった主人公・佐藤ほこ美(奈緒)が、金髪の謎の男・葛谷海里(くずや・かいり、玉森裕太/34)と出会ったことをきっかけに、ボクシングに目覚めるクズキュンラブコメディ。ほこ美が海里に気持ちを打ち明けて物語が動き始めたが、視聴者は離れる傾向にあるようだ。
第5話は、ほこ美が市役所で行うフォトコンテストの公募の話を持ちかけると、海里は「おせっかい」だと一蹴。だが後日、海里がコンテストに応募してくれたことを知り、ほこ美はうれしくなる。そんな矢先、海里は先輩である平山大地(大東駿介/38、海里とのボクシングの試合後に急逝)の7回忌で、遺族に土下座をして謝るが、認めてもらえない。
さらに、相澤悟(倉悠貴/24)に紹介されたカメラマンの仕事が、海里の過去がバレて突然キャンセルに。コンテストにも同じく噂が広まり、海里自身が辞退してしまう。自暴自棄になって泥酔する海里は、心配するほこ美をホテルに誘ったが手を出さすことはなく、苦しい胸の内を吐露しながら涙をこぼし……という展開。
ラストはほこ美が海里を後ろから抱きしめ、「あなたのことが好きだから」と告白。X上では、《ほこ美の真っ直ぐな気持ちが海里を動かしたね。ほこ美、好きって伝えられて良かった》など、2人の新たな関係を歓迎する声が多いが、視聴率と配信の数字を見る限り、ちょっと遅かったかもしれない。