■ファンは「配信」を推す声が多数
『紅白』出場派は、“熱烈なオファーをもらっているし、やはり『紅白』は特別な番組。ファン以外の人にも自分たちの歌を届けられるメリットもある”。不出場派は“昨年は呼ばれなくて、代わりに行なった生配信ライブが好評だった。今年もグループの配信をした方がファンは嬉しいんじゃないか”――そんな主張で、意見が割れているというのだ。
「もしかしたら、目黒蓮さん(27)は“不出場派”かもしれませんね。昨年発した言葉がありますからね……。ただ、出場派も不出場派も間違ったことは言っていないですし、これからさらにメンバー間で話し合っていき、“9人の答え”を出すことになるでしょう」(同)
昨年11月、目黒は大晦日の生配信イベントを告知する際、インスタグラムのストーリーズで、《9人とみんなで最高の大晦日にしようね! 絶対後悔させないよ 俺らを正解にする》とファンに呼びかけていた。これを“『紅白』への決別宣言”と受け取る声もあったのだ。
そして、Snow Manの大晦日の生配信は最大同時接続数133万超えで日本歴代1位の同時接続数の記録を更新。『紅白』で1、2曲歌うよりもファンにとっては濃い内容なのは明白で、ファンの満足度は抜群に高かった。
今年、Snow Manを『紅白』と配信、どちらで見たいか――ファンの間では“配信派”が多く、
《スノが紅白?いやいや年越し配信に専念してほしい!》
《去年みたいな配信のほうがうんといいわ。てかそっちのほうが3分で紅白出るより2時間くらいの配信が絶対いい》
《紅白出るよりも、カウントダウン配信の方が良いな でも、SnowManのメンバー紅白出たいのであれば反対はしません》
といった声が多く寄せられている。
「STARTO社はタレントファーストの事務所。そのため、『紅白』のオファーを受けるかどうかはSnow Manメンバーの気持ち一つで決まる。
『紅白』サイドが、すでにSTARTO社に“Snow Man出場オファー”をしているのは間違いない。おそらく、STARTO社からの出場は2組。Snow Manが出るとなれば彼らと、次ぐ人気のSixTONESかなにわ男子のどちらかが出場することになりそうです」(前出のレコード会社関係者)
旧ジャニーズ時代は5~6組の出演が常態化していたが、ジャニーズ事務所は消滅し、かつてはあった優先的な“枠”はなくなった。
「STARTO社に限らず、『紅白』サイドは各アーティストに向けて水面下で『紅白』出場オファーを進めているといいます。例年、『紅白』の出場アーティストは11月頭には確定し、同月中旬ごろに発表されるので、それに合わせて動いているわけですが、すでに内々定が出ているアーティストもいると聞こえてきていますね。
まだSnow Manは内々定どころか、出場するかどうか決まっていないというのがリアルなところでしょう。11月になるまでおよそ2週間。これから、メンバー間で『紅白』に“出るのか、出ないのか”、話が煮詰められていくことになるのではないでしょうか」(前同)
STARTO社タレントの『紅白』出場に関して、NHKの山名啓雄メディア総局長は「今年の活躍、世論の支持、企画演出をもとに検討するので、制作現場の中で仮に俎上(そじょう)に上がったときに検討することになる」と、前述の定例会見でコメントしている。
揺れるSnow Manは今年の大晦日、『紅白』に出るのか、出ないのか――。
(2024年10月19日公開)