堀田真由(26)主演の連続ドラマ『若草物語―恋する姉妹と恋せぬ私―』(日本テレビ系/日曜午後10時30分)の第6話が、11月17日に放送される。物語の中盤に来てすっかり勢いが落ち、配信サービス・TVerのお気に入り登録数も、60万超えしたところで伸び悩んでいる。
同ドラマは、米国の作家ルイーザ・メイ・オルコットのベストセラー小説『若草物語』を原案に、舞台を大胆に令和の日本に置き換えて描く、仁村紗和(30)、堀田、長濱ねる(26)、畑芽育(22)が姉妹役で共演する社会派シスターフッドコメディー。旬の俳優4人をそろえたが、いろいろと欲張りすぎたようだ。
10日放送の第5話は、脚本のプロットライターとして初めての原稿料をもらった涼(堀田)は、律(一ノ瀬颯/27)にごはんをおごった帰り道、芽(畑)の同級生・沼田(少年忍者・深田竜生/22)がセレブ風の年上女性からお金をもらい、ハグする姿を目撃。怪しげなバイトだと感じた涼は、帰宅すると芽に報告する。
後日、律はホテル経営をしている祖父・豊(佐戸井けん太/67)のもとを訪ねる。律にホテルを継いでほしい祖父は「いい人はいないのか」と問うが、律は継ぐ気もないし、恋人もいないと答える。そのころ涼は、脚本家・大平かなえ(筒井真理子/64)に男女の友情のもろさを指摘され反論するが……という展開。
ラストで、酔った涼が律の肩にもたれかかり、その手を律がそっと握ったため、X上では、2人の恋の行方に期待する声がある一方、《今回でちょっともういいかなって感じがしてきた。脚本家の先生との仕事より、律のためにペンを群馬に届けるのを優先するって、ドラマだからだけど、ちょっと引いた》などと、放送当初から続いている涼の身勝手な行動に批判的な声も増えてきた。