■TBSは「ボクシング+スポーツ企画」特番に

 フジテレビは『ドラゴンボール』、『ONEPIECE』、『鬼滅の刃』などの人気コンテンツを抱えている。

「フジテレビはアニメが強いですからね。ただ、放送されるというアニメ映画はすでに劇場での上映も終わっていて、すでに配信系のサービスでも視聴できるもののはず。それでも多くの子どもたちが楽しめる作品でしょうし、視聴率もしっかり取れるでしょう。ただ、目新しさはありませんし、何より各局が力を入れる大晦日に“キー局としてそれでいいの?”とも思ってしまいますよね……」(前出の制作会社関係者)

 TBSは23年の大晦日に『WBC2023 ザ・ファイナル』を午後5時から約7時間にわたって放送したが、今年もスポーツ特番を放送することになるようだ。

「これまでもTBSでは大晦日にボクシングのタイトルマッチを放送し、その後にスポーツ企画系の特番につなげるという編成をしてきましたが、今年もボクシング+スポーツ企画でいくようで、午後6時から午前0時前後までと6時間弱の超大型特番になる見込みですね」(前同)

 2011年から2017年まで、TBSでは『大晦日スポーツ祭り!KYOKUGEN』を放送し、ビートたけし(77)と爆笑問題がMCを務めていた。

「TBSには『SASUKE』や『最強スポーツ男子頂上決戦』、『炎の体育会TV』といったスポーツ系のコンテンツが豊富にありますからね。一連のスポーツコンテンツを組み合わせた特番になるのではないでしょうか。

 そして、テレビ東京は例年と変わることなく、『年忘れにっぽんの歌』を放送するといい、同じく例年通り、『孤独のグルメ』のオンエアもあるようです」(同)