11月11日、自民党・石破茂首相(67)による第2次石破内閣が発足。13日には副大臣・政務官の人事が決定したが、元アイドルの女性議員2人の起用に世間からは強い反発の声が広がってる。

 外務政務官に起用されたのは、80年代におニャン子クラブおよび派生ユニット「うしろ髪ひかれ隊」のメンバーとして活動し、その後、2022年に出馬するまでタレントとして活躍していた生稲晃子参院議員(56)。

 内閣府兼復興政務官に起用されたのは、SPEEDの元メンバーで16年から参議院議員を務める今井絵理子氏(41)。2人とも、“元アイドル議員”として有名な政治家である。

 元タレントの議員は色眼鏡で見られがちであることに加え、政治家として際立った功績があるわけでもない2人が大役を担う人事に、SNSでは批判の声が殺到。

《何度でも言います…ホント、国民を舐めんなよ 国民のためにならない!》
《スカウトされ積年の仕事ぶりで今回納得の人事なら分かるが安易でちゃっちい安普請にしか思えないから国民は疑問視するさ、そりゃ》
《家人がワイドショーで今井絵理子と生稲晃子を見て、「なんでこんなのが、こんな役職をやるの?」と聞かれて、何て答えていいかわからず「日本もしまいだから」と口走ったが、あながち間違っていない気もしてる》
《今井絵理子や生稲晃子さんが女性活躍と言われて女性は喜ぶんだろうかなあ》

 といった厳しい声が多く寄せられている。

「石破さんは新内閣のイメージアップのためにとにかく女性を登用したかったようです。しかし、2人の元アイドル議員を登用することでの世間の風当たりまでは頭が回らなかったようです……」(夕刊紙デスク)

 今井氏は23年7月、自民党女性局のメンバー38名でフランス研修に行った際、観光旅行も同然な写真をSNSに投稿したことから、評判を落としたばかりでもある。

「生稲氏は初当選を決めた22年7月の参院選に出馬した際、NHKの候補者アンケートで“無回答”を連発したり、開票時も“不勉強”を理由に各局の選挙特番への出演を拒否したことから、政治家としての姿勢を疑問視する声も多い。

 そんな生稲氏が、石破首相と米トランプ次期大統領との日米外交が重要な局面を迎えているこのタイミングで、大臣を補佐するポストである外務政務官に任命と。荒れるのは必然ですし、さっそく“スタートダッシュに失敗した”と言えそうな出来事もありましたね」(ワイドショー関係者)