趣里(34)主演の連続ドラマ『モンスター』(カンテレ制作・フジテレビ系/月曜よる10時)の第6話が、11月18日に放送される。回を追うごとに、東大卒の若手弁護士・杉浦を演じる、SixTONESジェシー(28)の棒読みが批判されているが、“あえて”の演出という可能性も見えてきた。

 同ドラマは、得体の知れない新人弁護士・神波亮子(趣里)が、時に法が追いついていない現代社会の問題と向き合いながら、まるでゲームのように法廷闘争に立ち向かうリーガル・エンターテインメント。趣里の型にはまらない怪演が際立っていて、独壇場になっている。

 11日放送の第5話は、アメリカの資産家の娘・サトウエマ(秋元才加/36)が来日。ガンを患った父・マサル(石橋凌/68)が受けた、日本の岡本プレミアクリニックのインチキな治療が、父を死に追いやったことを証明してほしいと亮子に依頼する。マサルが受けたのは“P2カクテル”という免疫力を高める治療で、費用は500万円だという。

 そんな中、杉浦が極度の腹痛を訴え、岡本クリニックに急きょ入院することに。思わぬ形で潜入に成功し、提訴に踏み切るだけの材料を集めた亮子は、クリニックの顧問弁護士・立原と対峙。終始優勢で話し合いを進めるが、亮子は立原の態度に違和感を覚える。その矢先、事務所に亮子の父・粒来春明(古田新太/58)が現れ……という展開。

 X上の反響は、《趣里ちゃん浮いちゃってるなあ、周りが全然ついてこれてない。いくら演技が上手くても、まだ彼女が「ひとり座長」ポジションで連ドラ作り上げるのはしんどいから、もっと周りに上手くて存在感のある良い役者さんを置いてあげないと》《ジェシーの演技、感情が無さすぎて、ぜんぜん物足りない》などと不満の声が。