お笑いコンビ・ダウンタウン松本人志(61)の「対文春」裁判が決着してから1週間が経過したものの、SNSを中心に賛否の声は鳴り止まない――。

 松本は11月8日、女性に男女の行為を強要したとする2023年12月末の『週刊文春』の記事を巡り、発行元の文藝春秋などに約5億5000万円の損害賠償と訂正記事を求めた訴訟を取り下げることとなった。裁判中、夏頃から松本サイドと文春サイドは水面下での話し合いを行なっており、合意に至ったため松本サイドが訴えを取り下げたとされる。

「今後は芸能活動再開に向けて動いていくことになるのでしょうが、復帰へのハードルはかなり高そうですよね。裁判の終わり方に納得いっていない人、過去の行ないを問題視している人、もともとアンチ松本だった人は、松本さんの復帰話に反対するポストを連発しています。

 地上波番組に出演するとなったら、こういったSNSユーザーからは批判が殺到するでしょうし、番組にもクレームがいく可能性が高い。番組スポンサーの商品やサービスの不買運動をすると宣言しているアカウントもあります。

 一方の松本さんのファンは松本さんを擁護したり、松本アンチの人に反論をするという様相を呈していますが、友人が過去に松本さんから性被害を受けたことがあると語る新たな“告発”もあり、それを受けて、アンチ松本と松本さんのファンの論争はさらに激しさを増していますね」(民放キー局関係者)

 過去に松本を囲む飲み会に参加したと明かしていたセクシー女優の霜月るな(34)は裁判の決着を受け、《松ちゃん長い裁判お疲れ様でした そしてお帰りなさい これからも沢山の人に笑いを届けて下さいね 二人合わせてダウンタウン》と歓迎した。

 一方、アイドルグループ・アイドリング!!!の元リーダーで、現在はボイストレーナーの遠藤舞さん(36)が11月12日までに自身のXを更新。次のポストをした。

《松本さんを擁護してる人って殆ど彼が「面白い」から信じて庇ってるの。そうだね彼は面白いよね。けど今その話関係ない。私達は『アンチ』ではなくて性犯罪がなかった事にされたり軽視される事に怒っている。そこに彼の芸人としての資質は関係ない》

《私は好きな芸能人が、あんな中途半端な対応したら幻滅する。事実無根なら徹頭徹尾首尾一貫否定して、出廷妨害なんてせずに、きちんと被害者とされる女性にも裁判に出廷してもらい、完膚なきまでに疑惑を晴らせばよかったのに》

 Xユーザーからいろいろなコメントが寄せられるなか、遠藤さんは12日に女性ユーザーからの投稿に返信する形で《私も女性であり、セクハラや性被害を受けてきましたが美人局や冤罪は許さないという考えの持ち主です。説明が追いついていませんが私の直の友人が松本氏らからホテルで性被害を受けています》と、友人が過去に松本から被害を受けていたと綴った。

《似た内容の記事が文春から出て、揉み消されそうになっているのを見て、いてもたってもいられず、で今です》と告発した理由も明らかにした。