11月21日、『M-1グランプリ2024』(ABCテレビ・テレビ朝日系)メインポスターのビジュアルが公開された。漫才日本一を決める賞レースで、今年は12月22日に決勝が生放送されるが、今回のポスターのビジュアルデザインが話題沸騰となっている。
2001年から始まり、今年で20回目を迎える『M-1』。アニバーサリーイヤーを飾るポスターは、“今年最高の漫才”を見て大笑いする歴代王者19組が劇場の客席にずらりと並ぶという圧巻のデザイン。毎年、決勝戦の番組冒頭で流れる「俺たちが一番おもしろい。」のナレーションを「お前たちが一番おもしろい。」として、出場者の背中を押すキャッチコピーが添えられている。
20回目にふさわしいデザインの良さから、Xは沸騰。《最高のポスター》《このポスター強すぎる…!》といった高く評価する声が、多く寄せられている。
その一方で、あまりにも豪華でどこか“フィナーレ感”も漂わせること、そして01年から03年、05~10年、16~23年と、過去19回中17回審査員を務めているダウンタウン・松本人志(60)の近況から、
《“最終回”すぎるって。すごいポスターなのになんかソワソワする》
《えっまさかですけど最終回とかじゃないですよね?》
《いい写真、この節目に松ちゃんいないの寂しいな》
といった声も寄せられている。
松本は11月8日、女性に男女の行為を強要したとする2023年12月末の『週刊文春』の記事を巡り、発行元の文藝春秋などに約5億5000万円の損害賠償と訂正記事を求めた訴訟を取り下げた。裁判中、今夏頃から松本サイドと文春サイドは水面下での話し合いを進めていたとされ、合意に至ったため松本サイドが訴えを取り下げたという。
だが、松本が訴訟を取り下げたという報道後、Xでは《#松本人志をテレビに出すな》というハッシュタグがトレンド入り。同タグは約半日で10万件以上もポストされた。
また、11月11日放送の松本が現在“不在”のレギュラー番組『クレイジージャーニー』(TBS系)では、2015年1月1日の初回VTRが流れたことで松本の過去映像もオンエアされたが、これにも“チラ見せするな”などと多くの批判の声が寄せられてしまった。
民放キー局関係者が話す。
「もちろん、20回目という区切りの今回で『M-1』が“最終回”ということはないでしょうが……ただ、“松ちゃんいないの寂しい”という声も上がるように、今回の『M-1』に松本さんは出演しないものと見られています。
松本さんと文春の裁判が年内で決着しそうという話が出始めた時期には、“『M-1』で電撃復帰か”という待望論含みの話も流れましたが……現在は復帰反対論が強いですよね。
当然、松本さんサイドも、世間にどう受け止められているかをしっかり見ています。裁判の決着の仕方に納得いっていない人、あらためて過去の行為を問題視している人、もともとアンチ松本だった人……SNS上の声は今、大きいですよね。そんななかで強引に復帰すべきではないと考えていると聞こえてきています。
また、11月15日に松本さん側の弁護士が、“復帰にあたっての会見はしない”という姿勢であることを示唆するコメントを出したことで、“会見は絶対にすべき”という意見も強くなってきましたが、ここにきてそれを加速させるような出来事もありました」