■メディアへの不信感などから「嘘」を挙げる人も
「嘘」は、メディアに対する不信感を挙げる人が多かった。特に11月の兵庫県知事選挙で、パワハラ疑惑で失職した斎藤元彦前知事の再選が印象的だったようだ。SNSでパワハラ以外の側面を知り、斎藤氏を支持する声がインターネット上で広がった中での再選ということで、パワハラ以外のことは触れなかったメディアに対して「嘘」というイメージが強くなったようだ。斎藤知事に関しては、選挙の際にPR会社が絡んだ公職選挙法違反があったのではという疑惑もあり、議論を呼んでいる。
「斎藤知事の再選など、ネットやメディアの情報のどれが真実か分からない。そんなことを多くの人が感じた1年だったと思う」(36歳/男性/会社経営・役員)
「メディアの情報が信用に足りないことが多くあった」(34歳/男性)
「虚偽にまみれた政治情勢だったから」(36歳/男性/教職員)
「メディアの失態や信頼性が問われる年だった」(34歳/男性)