芸能事務所・サムデイが11月27日、債務超過に陥ったとして東京地裁に破産手続き開始の申し立てを行なったと発表した。翌28日には所属タレントの藤原紀香(53)や篠田麻里子(38)らが声明を発表。これを受け、篠田の“争奪戦”が勃発しているという――。

 サムデイは公式サイトで《誠に申し訳ございませんが、弊社は、債務超過に陥ったため、令和6年11月25日、東京地方裁判所に対して、破産手続開始決定の申立てを行いました》とし《弊社に所属しているタレントにつきましては、今後はそれぞれ活動を行っていくことになると存じますが、今後ともお引き立ていただければ幸いです》と発表した。

 また、《事柄の性質上、皆様に事前のご相談を行うことができず誠に申し訳ございません。タレント及び従業員に対しても全く何も知らせずに破産申立てを行いましたのでご理解くださいますようお願い申し上げます》と、タレントや従業員に事前に何も知らせていなかったことも明らかにした。

 28日、事務所の看板タレントの藤原は自身のインスタグラムを更新して次の声明を出した。

《所属事務所が“年内に廃業する可能性がある”との先日の記事を読んで大変驚き、その当日に事務所に事実確認をしたところ、「まだ何も決まっていない」との回答を受けておりました》

《不安な気持ちを抱えていたところ、一昨日 「破産手続開始決定の申立てをした」との報告がありました。これを受け,近日中に所属事務所を離れることとなります》

《あまりにも急なことで、私自身も、大変戸惑っておりますが、心を奮い立たせ、気持ちをあらたに芸能活動に精励いたす所存です》

 同日、篠田もインスタを更新して次の声明を発表した。

《私自身も直前に事の次第を知らされたため、今後のことについては何もお伝えすることができない状況で、ご心配やご迷惑をお掛けしている関係各所やファンの方々には申し訳ない気持ちでいっぱいです。本当に申し訳ありません》

《長年お世話になった事務所サムデイには改めて感謝致します そして、これからも篠田麻里子をよろしくお願いいたします。今後については決まり次第またお知らせさせていただきます》