お笑いコンビ・ダウンタウン松本人志(61)が、女性に男女の行為を強要したと報じた2023年12月末の『週刊文春』の記事を巡り、発行元の文藝春秋などに約5億5000万円の損害賠償と訂正記事を求めた裁判は、11月8日に松本側が訴えを取り下げたことで終結を迎えた。

 今後は復帰に向けて動いていくとされ、一部では来年早々にも相方の浜田雅功(61)と大阪の「なんばグランド花月(NGK)」で漫才を披露して活動を再開させるという報道もある。しかし、CMスポンサーが絡んでくる地上波テレビ番組出演へのハードルは高そうだ。

 過去に松本を囲む飲み会に参加したと告白したセクシー女優の霜月るな(34)は裁判の決着を受け、《松ちゃん長い裁判お疲れ様でした そしてお帰りなさい これからも沢山の人に笑いを届けて下さいね 二人合わせてダウンタウン》と歓迎したが、Xでは《#松本人志をテレビに出すな》というハッシュタグがトレンド入り。同ハッシュタグは約半日で10万件以上ポストされるほどだった。

 そんな松本と同様、問題の飲み会をアテンドしたと報じられたスピードワゴン小沢一敬(51)の復帰も全く見えてこないという。

 松本が裁判で訴えたのは23年12月末の『週刊文春』に掲載された飲み会での出来事を巡ってだったが、その飲み会のアテンドをしたのが小沢だと報じられている。

 2015年冬、小沢は東京・六本木の高級ホテルに女性を招集。女性らは「ものすごいVIPとの飲み会だから」とだけ聞かされ、松本に会う前に携帯を没収された。その後、女性らは松本と対面し、飲み会スタートから約3時間後に小沢が「ゲームを始めよう」と呼びかけ、ベッドルームで女性と松本が2人きりになるよう仕向けた、と記事では伝えていた。

 松本は裁判に注力するため1月8日に活動休止に入ったが、小沢も同月13日より活動を休止している。そんな小沢の近影が11月27日配信の『smartFLASH』に掲載された。

 ボサボサの金髪ヘアには白髪が混じり、無精ひげも伸び放題で仙人のようなビジュアルに変貌した小沢の姿が波紋を広げたが、その小沢は記者の直撃に無言を貫き、代わってマネージャーが「事務所を通してください」と応じるのみだった。

 民放キー局関係者は言う。

「松本さんの裁判は終結しましたが、小沢さんの復帰も全く見えてきませんよね……。

 そんな小沢さんですが、今年1月、松本さんと文春の裁判が始まると、小沢さんは松本さんからの連絡にもいっさい返信しなくなり、音信不通になってしまったといいます。

 松本さんは吉本興業、小沢さんは別の事務所の所属。売れっ子俳優や歌手も抱えている芸能界を代表する一大グループ企業ということもネックとなり、連絡を絶つことになったと見られていますね」