■嵐の活動休止直後に出した「父親目線コメント」
『嵐の宿題くん』での共演以来、小倉さんはメンバーから「オグさん」と呼ばれ、お互いの誕生日にはプレゼントを贈り合う仲に。今までリリースされたシングルとアルバムはすべてチェックし、コンサートにも毎年のように足を運んでいたという。
嵐が活動休止に入る直前の2020年12月25日、『スポニチアネックス』の取材に対して小倉さんは「彼らがすごいのは人気が出ても変わらないところ。5人は今も(番組出演の前後)同じ控室にいる。1つの部屋でずっと一緒にいられるのは本当に仲のいい証拠。こんなグループ、稀ですよ」とその印象を明かしていた。
さらに「同じ年の同じツアーでも公演によってトークがまったく違う。話術を心得ているし、全公演で手を抜かない。だからファンは引きつけられるんだと思う」「今でも『VS嵐』(フジテレビ系)で必死に壁をよじ登ったりしてる。何でも一生懸命やる。たとえ失敗しても隠さない。アイドルなのに“作り物”じゃないところが魅力」と嵐の魅力を力説していた。
また、活動休止に入った直後の21年1月3日の日刊スポーツでは『嵐の宿題くん』での共演を振り返り、「出世していく過程を見られた」と語った。嵐の再集結については「自分を犠牲にしていた部分もあったと思う。僕は、それぞれの道を歩んでいけばいいんじゃないかなって思っています」と父親のような目線でコメントしていた。
小倉さんの訃報を受けてあらためて、
《長い間5人を息子のように温かく見守り続けてくださり、ありがとうございました》
《嵐5人がたくさんお世話になった方 嵐が国民的アイドルになる前からずっと見守ってくれた方 嵐の宿題くんいつも面白かったです 小倉さんは永遠に嵐の父だと思っています》
《当時、20代の嵐メンバーをお父さん目線で可愛がってくれていて、嵐メンバーも父のように慕っていたイメージだった…》
などの声が上がっている。
「小倉さんは、10月24日配信の『NEWSポストセブン』の記事でも大野智さん(44)、櫻井翔さん(42)、相葉雅紀さん(41)、二宮和也さん(41)、松本潤さん(41)それぞれの印象を語ったばかり。
活動休止直後は《それぞれの道を歩んでいけばいいんじゃないかな》とした小倉さんですが、再集結や再稼働を望んでいるファンも少なくない。そんなファンにも寄り添って――なのかもしれませんが、最新のインタビューでは《5人が“嵐愛”にあふれている》とも話していましたね」(前出のワイドショー関係者)
小倉さんの逝去を受け、嵐のメンバーも感謝と哀悼を捧げているに違いない。