■年始早々の「NGK復帰プラン」“白紙”が言われる裏側

 一部では2025年早々にも、相方の浜田雅功(61)と大阪の「なんばグランド花月(NGK)」で、ダウンタウンとして漫才を披露して活動を再開させると報じるメディアもあった。

 民放キー局関係者は、

「その後、想像以上に反対する声が多いため、新年の復帰プランが白紙になったという報道も出ましたが……実際、年始早々にNGKの舞台で復帰するというプランはなくなったそうなんです。ただ、松本さんの復帰に反対する声が過熱しているからだけで白紙になったわけではなく、そこには浜田さんの意向も関係していると聞こえてきています」

 と話し、こう続ける。

「大阪のNGKで復帰となると、劇場にいるお客さんはほぼ100%松本さんの味方ということになるでしょう。全面的に歓迎されるでしょうし、暖かい空気に包まれるはずです。ただ、そんなNGKの舞台は特別な環境で、松本さんを取り巻くリアルな状況とはイコールではないと。

 世間やSNSの世界とは違い、NGKは完全なホーム。松本さんが何を言っても沸くでしょうし、ウケる。そんななかで、つい揚げ足を取られてしまうような発言が飛び出てしまう可能性もゼロではないでしょう。ですので、復帰1発目が応援してくれる人ばかりの環境というのは良くないのでは、となっているそうです。

 復帰するならば、厳しい声をしっかり受け止めて復帰すべきではないか、というのを浜田さんも考えていると聞こえてきています」

 フジテレビの港浩一社長(72)は11月29日の定例会見で松本の復帰について「説明がないまま復帰するというのは考えづらい。今後の番組出演に関しては今言えることはございません」と述べたが、他局も同様のコメントを出している。

「松本さんが復帰するにあたり初めて公の場に出るときには、まず謝罪とできる限りの説明から入るべき、と浜田さんも考えていると言われています。ですので、味方ばかりの吉本の舞台ではなく、松本さんのことを厳しく言う、敵視する人もいる中ではないと“真の復帰”にはならない、ということなのではと」(前出の民放キー局関係者)