2024年もいろいろなことがあったが、芸能界、政界でのパワーハラスメント報道も多かった。最近ではパワハラについての定義が周知されてきて、家庭や職場でのパワハラも表面化、それぞれが考えをアップデートする機会も増えてきた。それでも日々の生活の中で、「ん?」という言葉を耳にすることがある。
そこで今回は20~30代の男女100人に「“一発アウト”なパワハラ発言」についてリサーチ。「もしアウト発言をされたらどうするか」も聞いてみた。(アンケートサイト「ボイスノート」調べ)
第3位は、「指導を超えた叱責」。
主に職場などで、上司や先輩など権限や地位のある立場の人から仕事の指導を逸脱した、感情的な言葉を投げられたという声が多かった。
「やる気がないなら帰れ。本当に帰り、そのときの様子を確認する」(34歳/男性/専門職)
「もう来なくていいよ。傷つきます」(30歳/男性/コンピューター関連以外の技術職)
「来なくていいよ、と言われる。辞める」(26歳/男性/公務員)
「辞めちまえ! 信頼できる人に相談すると思う」(32歳/女性/パート・アルバイト)
「仕事は休むな、有休も使うななど、休ませないような発言。別の上司に相談する。それでも難しそうであれば、労働基準監督署などに相談する」(31歳/女性/事務職)
「誰のおかげだと思ってるんだ? もっと上の人にすぐ言う」(39歳/女性/パート・アルバイト)
「帰れ! なぜそう言われたのか考える。あまりに過度な表現だと思ったら転職を考える」(26歳/女性/事務職)
「“辞めろ”。上司にやめろと言われたと上に報告する」(22歳/女性/学生・フリーター)
「怒鳴りつけられる。やり返す」(26歳/男性)