■デビュー20周年を迎えた里田の“戦略”
里田は2012年に田中投手と結婚した後、田中投手のメジャー移籍でアメリカへ。栄養バランスに配慮した食事を用意するなど、献身的な姿は称賛を浴びてきたが、デビュー20周年を迎えた23年の3月にオフィシャルサイト『里田商店』をオープン。
さらに同年4月には、4年かけて計画的に準備してきたという自身のブランド『THE MINE COLLECTION(ザ マイン コレクション)』を立ち上げ、少しずつその活動をスタートさせている。里田の動向を、女性誌記者が言う。
「日本球界復帰時、田中投手は古巣・楽天に戻りましたが、里田さんは子育てのために東京で暮らしており、田中投手は単身赴任でした。そのため田中投手は当初から在京球団を希望しており、ヤクルトが第一候補として報じられた大きな理由でもありました。
そして今回、紆余曲折はありましたが、希望通り在京球団への移籍が決定。これで家族が一緒に住めるだけでなく、里田さんはいよいよビジネスに本腰を入れることができるでしょう。彼女にとっては、夫の巨人入団は家庭の面でもビジネス面でも好都合でしょうね。さらにビジネスがはかどるのでは」
里田が自身のブランドで手がける品々は、どういうものなのか。
「“誰かの日常に寄り添う、相棒のようなアイテム作り”をキャッチコピーに、どれもシンプルかつ機能的な商品ばかりです。値段も芸能人ブランドらしからぬお手頃価格。たとえば昨年4月に第1弾として発売した“毎日使うトートバッグ”(8800円)や“万能クラッチポーチ”(3800円)はあっという間に売り切れる順調なスタートでした」(前同)
インスタグラムのフォロワー数は65万人を抱える里田。今年5月には仲の良いタレント・スザンヌ(38)が、里田のブランドで息子の授業参観コーデを整えた姿をインスタに投稿するなど、“ママ友”ネットワークも強い。
「里田さんは『クイズ!ヘキサゴンII』(フジテレビ系)ファミリーを中心に強力なママ友の繋がりがありますし、田中投手も“箱推し”を公言するももクロメンバーをはじめ、交友関係はとにかく広い。2人の知名度と人脈を活かせば、妻のブランドからの収入が“マー君超え”をしても決して不思議ではないですよ」(同)
夫の移籍で“巨人ブランド”も手に入れる里田。夫の200勝への道を支え、同時に自身のビジネスも上手く回していけるだろうか。