甘いルックスとクールなパフォーマンスで、女性たちから絶大な人気を誇るNumber_iの平野紫耀(27)。その一挙手一投足が注目の的となっているだけに、ファンとの距離感においては悩ましい面もあるようだ。
事の発端は、平野が12月14日に行なったインスタグラム上での“質問箱”のやりとり。フォロワーからの質問に気軽に答えることができる便利なこの機能だが、平野の取ったある行動が原因で、ファンの間に波紋が広がることとなった。
「《クリスマス何するの?》→《コンサート》、《平野紫耀のせいで彼氏できん》→《人のせいにしちゃだめなんだよ》、《細い子とぽっちゃりどっちが好き?》→《ぽっちゃり》といった形で、いつものようにランダムにファンの質問を拾って回答していった平野さんですが、その中に、とあるユーザーが送った自撮り写真が含まれていたんです。
顔はサングラスをかけた可愛らしい犬の画像で隠されていたものの、長い黒髪が見えていたため、驚いた別のファンから《写真に写ってる黒い毛?なに!?》と質問が。これに対し、平野さんは《写真で質問きたからワンちゃんで顔を隠してあげたの笑》と回答し、自身の手で加工を施したことを明かしています。
しかし、超人気者である平野さんがいちファンの自撮り画像を取り上げて反応したことで、SNSは荒れ模様に。平野さんのSNSに不適切なものも含めたさまざまな画像が押し寄せるのでは……といった心配の声のほか、自撮りを送った女性に対する非難の声までが噴出し始めました」(女性誌編集者)
自身の行動をきっかけにSNSが荒れていることを察知したようで、平野はその後、《混乱を招いてしまってごめん なんか質問箱で俺が写真拾って上げたのが荒れてるらしいから…》という書き出して、長文のストーリーズをアップ。
《みんな俺の心配してくれてるけど俺は全く自撮りが送られてきても全然嫌ではないよ!もちろん悪口とかそーゆーのはやめてほしいけど 質問ではないなー笑 っておもってるだけ笑》《俺は一生懸命みんなの質問に答えてってるだけで悪気は一切ない》などと自身の見解を述べ、《承認欲求がどうのって言ってたりするらしいけど全然そんな事思わないよ》《だからもしあの写真を送ってきてくれた子がどこで目にするかも分からないから嫌なこと言うのはやめてあげようよ》とファンに落ち着くことを促した。
「ファンとのやりとり絡みの炎上で思い出されるのは、今年5月の生田斗真さん(40)の一件。出産を間近に控えて《出産こわいよー》と不安を訴える女性に《旦那様に無痛おねだりするか》とコメントを返したことで、批判を浴びました。
生田さんの場合、謝罪の言葉もなぜか“軽すぎる”と火に油を注ぐことになってしまいましたが……平野さんは真摯な人柄がうかがえるような自分の言葉で、しかも自分が悪者になる形で鎮静化を促したため、騒いでいたファンも何も言えなくなってしまったようです。こうした神対応ぶりでむしろますます好きになったという声が多く、今後の炎上対応のモデルケースになりそうですね。
ただ、SNSの登場でファンとのコミュニケーションが容易になってきている一方、アイドルたちは今までになかった炎上リスクと常に背中合わせの状態。平野さんはもちろん、ほかの多くの有名人たちも“ファンとの適切な距離感”に頭を悩ませているのではないでしょうか」(前同)
長文メッセージの中で、平野は《でも俺が広く見れてなかったね ごめん》《この時間までモヤモヤさせて申し訳ない》などと、重ねて謝罪の言葉をつづっている。
誰しも推しを困らせることは望んでいないはず。ファンとスターが良好な関係性を保つには、お互いの配慮が不可欠なのかもしれない。