《飛行機の中で傷口が開いてしまい感染してしまいました》

 10月21日、感染症により緊急で体にメスを入れたことを自身のXに投稿し、ファンを驚かせたのはタレントで実業家のくりえみだ。

 投稿によると彼女は、飛行機の中で以前手術を受けた時の傷口が開いてしまい、その後、病院で手術を受けたという。

 もう少し時間が経過していたら手遅れとなっていたことも明かし、

《本当に悔しいし悲しいし、この数日は激しい痛みと悲しみで涙が止まらない》

《身体の傷が出来てしまったり、見た目が綺麗ではなくなってしまった》

 と、SNSに悲痛な思いをつづっていた。

 12月17日、自身のインスタグラムに手術前に撮影したというグラビア画像を公開したくりえみに直接話を聞いた。あらためて、芸能界デビューのきっかけから経営者となるまで、そして先の深刻な感染症となってしまった当時の話を語ってもらった。

くりえみ ※提供画像

■現在はタレント兼経営者として忙しい日々を送る

「もともと芸能の仕事をしたいと思い始めていた高校生の時、渋谷でスカウトしてもらったんです。当時は何も予定がなくても渋谷や原宿をうろうろして、スカウト待ちをしていました。スカウトブームだったのか、一日に20社ぐらいから声をかけてもらうこともありました」(くりえみ、以下同)

 その後、くりえみはグラビアアイドルとしてデビュー。2012年には日テレジェニックのグランプリに選ばれるなど、順調に活動を続けていたが、その後あることがきっかけで経営者となる。

「グラビアやコスプレの仕事をしていた時から、クリエイティブな写真集であったりとか制作物を自分で手がけるなど、自分自身をプロデュースしていたんです。その時から、いちタレントとしてではなく、経営者として株式会社を自分で設立して、一つの事業として会社を大きくしていこうという気持ちが大きくなりました」

 現在は、タレント兼経営者として忙しい日々を送っているようだ。どのような事業を手がけているのか。

「今はAIの事業がメインです。AI×エンターテイメントの構築や、IP(※知的財産)の制作であったり、受託制作などもしています。あとは24年11月1日にAIスクールを開講しまして、私が講師も務めています。

 親会社はAIのディープテック開発をしており、3年後の上場を視野に入れて動いています。その他には、オンラインクリニックやD2C(※自社のECサイトなどを通じて商品やサービスを消費者に直接販売するビジネス)の経営、ランジェリーブランドのプロデューサーなど、手がけている事業は比較的たくさんありますね。

 事業は最初からすべてがうまくいくわけなんてなくて、100個失敗して1つ大成功すればいいと思っています。どの事業もやりながら学んで、失敗を重ねながら少しずつ成功を導き出しているような感覚です」