■第4位はチョコレート、第5位はカップラーメン、ガソリン

 第5位(7.0%)は、カップラーメン、ガソリン。

 カップラーメンは、原材料費や包装資材費、エネルギー費などの上昇により、2023年6月に多数の商品が値上げされた。2024年6月にはカップやきそばの「ペヤング」で知られるまるか食品株式会社が5年ぶりに値上げを発表した。

「食費の節約としてカップラーメンに頼るが、そのカップラーメンでさえ価格が上がってしまい購買意欲を削がれている」(32歳/男性/デザイン関係)

「粗食の代表だったはずのカップ麺が税込200円以上もするのはショック」(35歳/男性/コンピュータ関連以外の技術職)

「高くなりすぎてあまり購入しなくなった」(35歳/男性/研究・開発)

「手軽に食べられるカップ麺ではなく、少し安価な袋めんを調理する機会が増えた」(35歳/男性)

「カップヌードルを食べなくなった」(35歳/男性)

 ガソリンは、12月19日からガソリン補助金が減額され、1リットルあたり平均5円値上がりした。さらに2025年1月16日以降も再び補助金が縮小され、同じく5円程度の値上げとなり、合わせて10円も上昇する。

「会社から支給される交通費は変わらないのにガソリン代の値上がりは厳しい。生活を圧迫している」(44歳/男性/営業・販売)

「地方住みで毎日運転するので、移動費用がだいぶかさんだ」(48歳/男性/コンピュータ関連技術職)

「車にあまり乗れなくなった」(45歳/男性/営業・販売)

「田舎だし車が必需品。トリガー条項とかあるのに、良い仕組みがあっても使う政府が無能だと活かされないのだと思った」(36歳/女性)

 第4位(8.0%)は、チョコレート。

 チョコレートは、原材料であるカカオ豆が不作で高騰したことから価格が上昇。不二家が9月から「ルック」など、チョコレートを含む菓子商品18品を値上げし、約5~20%の価格改定を実施。明治も10月から「きのこの山」「明治ミルクチョコレート」など、チョコレート菓子102品に対して約6~31%の値上げを行った。

「手軽に買えなくなりストレスが溜まっている」(37歳/女性/主婦)

「味よりもお手頃価格や特売商品しか買えなくなった」(43歳/女性/主婦)

「値上げしてあまり買えなくなり、食べる回数が減った」(44歳/女性)

「他の安いものを買うことが増えた」(38歳/男性)

「毎日食べるので、金銭面での負担が増えた」(42歳/女性/総務・人事・事務)

■「2024年値上げにショックを受けたもの」ランキング
1位 お米
2位 野菜
3位 卵
4位 チョコレート
5位 カップラーメン
5位 ガソリン
7位 油
7位 パン
7位 お菓子
10位 肉・魚

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