フジテレビ系のトークバラエティ番組『だれかtoなかい』が3月で終了することが報じられた。同番組は2023年4月に『まつもtoなかい』のタイトルで、松本人志中居正広のダブルMCによる番組としてスタート。松本が芸能活動を休止して以降、現在の番組名に改題し、松本の代わりとして二宮和也ムロツヨシがMCを務めた。2024年末、中居に関して女性とのトラブルで示談金9000万円を支払ったという報道があり、2025年1月12日放送予定だったフジテレビの『だれかtoなかい』は、「報道を受け、状況を総合的に検討した結果」放送休止が発表され、番組終了に拍車をかけたのではないかとささやかれている。

 番組スタート時は、豪華な大物ゲストとのトークが話題になり、注目されたが早くも終了となり、残念だと感じる視聴者もいそう。これまで惜しまれつつ終了したバラエティ番組は多い。そこで今回は10~30代の男女100人に「復活してほしいバラエティ番組」について聞いてみた。(アンケートサイト「ボイスノート」調べ)

 第8位(4.0%)は、『うたばん』(TBS系)、『マジカル頭脳パワー!!』(日本テレビ系)、『痛快TVスカッとジャパン』『VS嵐』(ともにフジテレビ系)が同率で選ばれた。

 とんねるず石橋貴明、中居正広がMCを務めた『うたばん』は、1996~2010年まで放送された音楽バラエティ番組。歌唱よりもゲストとのトークに主軸を置き、アーティストたちの意外な一面が垣間見えるところも魅力だった。

「司会の石橋貴明さんと中居正広さんが、ゲストのアーティストを独自の視点でイジるところが好きだった」(33歳/男性/自営業)

「音楽が聞けたし、企画も面白かった」(39歳/男性/コンピュータ関連以外の技術職)

「普段は聞けないようなトークが良かった」(39歳/女性/総務・人事・事務)

『マジカル頭脳パワー!!』は板東英二の司会によるクイズ番組で、1990~1999年まで放送された。リズムに合わせて答える連想ゲーム「マジカルバナナ」など、知識よりも頭の回転の速さが求められるクイズが多く、幅広い世代から人気だった。

「頭を使うクイズが面白かった」(34歳/男性)

「豪華ゲストがクイズをやるところが面白かった」(39歳/男性)

「マジカルバナナがリズムも含めて面白かった」(39歳/女性)