■「脱退」を想起するファンが続出し……

 そしてその『彩り』では、“高橋と永瀬がソロをつなぐのを、他メンバーが周囲で温かい目で見守る”という、後の分裂を示唆していたかのような演出が話題を呼んだのだ。

《脱退、退所を発表した日の生放送のMステで彩りを歌った時、涙を浮かべながら歌ってた…………涙が止まらない》
《キンプリの彩りの落ちサビ、高橋くんから 永瀬廉くんの流れだと思うけど(中略)キンプリとして残る2人だからこの並びなんかなとか思ったらめちゃくちゃ泣けてきたなにこれ自分オタクかもしれん》
《紅白のichibanさ、最後のかいちゃんのの瞬間にハッて息が入ったのすごい好きだったんだよ。かいちゃんのかなと思ってるんだけど、あの瞬間、寂しいも辛いもどうしてもヤダも全部振り切ってもらえた気がして。私にとっても忘れられないステージです》

 といった声が、当時多く寄せられていた。『Mステ』の披露中、高橋の目に涙が浮かんでいた、という声もあった。

「高橋さんは『anan』の取材に対し、誌面になっているようにポジティブなニュアンスでこの2曲を選んだのでしょうが、どうしても意味深に感じてしまうところもありますよね……。

 2人ユニットになることで“第3章”が待っているキンプリですが、デュオになった後、新しい『ichiban』や『彩り』を披露することもあるかもしれませんね……」(前同)

 春は出会いと別れの季節。高橋と永瀬は平野、岸、神宮寺と別れ、どんな歩みを見せてくれるのか――。